近年、骨伝導イヤホンやオープンイヤー型イヤホンが注目されていますが、SOUNDPEATSから登場した「CC(イヤーカフ型イヤホン)」は、その中でもユニークなデザインと機能性を兼ね備えたイヤホンです。
メーカー初のイヤーカフ型なので、どんな仕上がりなのか楽しみですね。
今回は、その特徴や使用感を詳しくレビューしていきます。
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イヤホンの特徴
SOUNDPEATS CC イヤーカフは、耳をふさがない「カフ型」デザインを採用しており、快適な装着感と開放的な音楽体験を提供します。
特徴をまとめると以下のとおり!。
ポイント
- 耳にかけるだけのオープンイヤーデザイン
- 耳を塞がないので外音が聞こえやすい
- 軽量で快適な装着感
- 10分で2時間再生が可能
- バッテリー持ちが良い
- SOUNDPEATSならではの高コスパ
スペック表
項目 | 詳細 |
---|---|
接続方式 | Bluetooth 5.4 |
ドライバー | 12mmデュアルマグネット大口径ダイナミックドライバー |
連続再生時間 | 約6時間(イヤホン単体) 約24時間(ケース併用) |
充電時間 | 約2時間 |
防水性能 | IPX5 |
ケースサイズ | 72.21mm×24.15mm×45.53mm |
重量 | 約6g(片耳) 約47g(ケース込み) |
操作方法 | タッチコントロール |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
マルチポイント | 対応(2台まで) |
対応コーデック | SBC, AAC |
専用アプリ | あり |
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パッケージと同梱物
パッケージはこんな感じです。
同梱物は説明書、充電用ケーブル(USB-A to C)、ステッカーとなっています。
見た目・デザイン
SOUNDPEATS CC イヤーカフは、従来のイヤホンとは異なり、耳にカフのように引っ掛ける形状をしています。
まずはケースから見ていきましょう。
正面はペアリングボタンがあります。ケース右側にボタンがよってるのはちょっと斬新かも。
背面には充電用の端子があります。
ケースを開くとイヤホンがこのように入っています。
マグネットでしっかりと固定されているので、イヤホンが落ちることはありません
取り出しやすさも問題ないです。
イヤホンを取り出すと、少し青みがかった光沢感のある黒色になっています
ドライバーには12mmデュアルマグネット大口径ダイナミックドライバーを搭載。
これによってパワフルなサウンドを実現しています。
重さはイヤホン単体で6g、ケース込みで47g。めっちゃ軽い。
左右関係なくつかえる
CCの良いところは、左右の向き関係なく収納できることです。
イヤホン入れてフタして10秒待つと、左右チャンネルの自動切り替えが完了します。例えば、右から先にだすと右耳専用になります。
しかし、イヤホンを付けてから左右を逆にしても認識しないので注意。
あくまでケースに入れて、一度リセットしてからとなります。
ケースにしまうときは、入れる時に充電端子部分に注意しましょう。
装着感
シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、軽量かつコンパクトなため長時間装着しても負担が少ないのが魅力です。
いろんな耳の形のデータをとって作られているので、ほとんどの人の耳の形に合うようになっている。
まず初めに思ったのが軽い。
イヤーカフということもあり、圧迫感もないです。
もちろん、マスクしてもメガネしても干渉しないので、快適にイヤホンを装着していられます。
運動面でも検証しました。
1時間のウォーキングで使った耳が痛くなることはなかったです。
イヤホンがグラグラすることは少なく、想像以上に安定しています。
ただし、激しい運動はちょっと心配な印象です。
音漏れについて
密閉型ではないので、どうしても音漏れはしますが、めちゃくちゃ音漏れするわけではない印象です。
周囲で生活音が日常的に鳴っているなら、そこまで音漏れは気にならないと思います。
しかし、電車やバスなどの公共交通機関などではやめた方がいいかもしれません。
操作一覧
操作内容 | 操作方法 |
再生 / 一時停止 | L or R側を2回タップ |
音量調整 | L or R側を1回タップ |
曲送り / 曲戻し | R側長押し/アプリで反映 |
外音モード切り替え | L側長押し |
音声アシスタント | R側トリプルタップ |
低遅延モード | L側トリプルタップ |
音質レビュー
オープンイヤー型ということで低音の迫力は控えめですが、12mmデュアルマグネット大口径ダイナミックドライバーを搭載しているため、音の解像度やバランスは非常に良好です。
イヤーカフ型でありながら迫力のあるサウンドで、さすがSOUNDPEATSクオリティといった感じです。
CCの音質で悪いと感じる人は少ないと思います。
各音程で感じたこと
- 高音域:クリアでシャープな音質。
- 中音域:ボーカルが聞き取りやすく、自然な響き。
- 低音域:密閉型ほどの重低音はないが、オープンイヤー型としては十分な量感。
- 音の広がり:オープンイヤーならではの開放感があり、屋外でも快適に音楽を楽しめる。
専用アプリ
専用アプリは全体的にシンプルで、操作感になっているので難しくありません。
プリセットも用意されているので、タップするだけでEQを変更することもできますよ。
アプリでは以下のことが行えます。
- タッチコントロールのON/OFF
- ゲームモード(低遅延)
- ムービーモード
- ダイナミックEQ
- ファームウェアアップデート
など、イヤホンのカスタマイズやバージョンアップを行えます。
CCの良いところ
ココが良い
- 耳を塞がないので開放感があり、外音が聞こえる
- 軽量で長時間つけても疲れにくい
- 大口径ドライバー搭載で迫力がある音質
- 防水性能(IPX5)で運動時にも使用可能
- シンプルな操作性と安定したBluetooth接続
- 比較的リーズナブルな価格設定
気になるところ
ココが気になる
- 密閉型イヤホンと比べると低音の迫力は控えめ(それでも良いほうだけど)
- 外音が聞こえる反面、音漏れしやすい
- 耳の形によってはフィット感に個人差が出る可能性あり
- コーデックが少ない
どんな人におすすめ?
こんな人におすすめ
- イヤーカフ型イヤホンを探している:迷ったらとりあえずコレをつかうのがおすすめ。
- ウォーキング中に使いたい人:外音を遮断しないため、安全に運動を楽しめる。
- 長時間イヤホンをつける人:軽量で圧迫感が少なく、疲れにくい。
- 仕事や作業をしながらBGMを楽しみたい人:周囲の音を聞きながら作業が可能。
- 耳を塞がないイヤホンが欲しい人:カナル型イヤホンが苦手な人にもおすす
動画で紹介
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まとめ
SOUNDPEATS CC イヤーカフは、耳を塞がない新感覚のオープンイヤーイヤホンとして、快適な装着感と開放的なリスニング体験を提供してくれます。
音質は迫力がある&クリアで、特にボーカルや中高音域が際立ちます。
軽い運動や作業中に最適なモデルで、耳の圧迫感が苦手な方にもおすすめです。
ただし、低音の迫力や音漏れの問題はあるため、密閉型イヤホンのような没入感を求める方には向かないかもしれません。
それでも、オープンイヤー型イヤホンとしては非常に完成度が高く、コストパフォーマンスにも優れたモデルです。
快適に音楽を楽しみたい方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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