他のイヤホンメーカーが焦るんじゃないかと思える、とんでもないイヤホンが登場した。
それがEarFunの『Air2』というワイヤレスイヤホンだ。
5,000円台でLDAC(ハイレゾ音源)対応、1万円並の音質、しかもワイヤレス充電対応など・・・。
まさに、ワイヤレスイヤホン界の刺客が来たと言っても過言ではない。
今からレビューをするので、コスパ化け物のイヤホンをチェックしたい人は参考にしてください。
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【EarFun】Air2
こちらが今回レビューするEarFun(イヤーファン)の『Air2』という、2024年2月1日に発売したイヤホン。
VGP2024金賞を受賞して、価格以上のパフォーマンスを誇っているのだとか。
EarFunからブラックカラーを提供していただいたので、じっくり使ってレビューをしようと思う、
どんなイヤホンなのか楽しみ!
EarFunってどんなメーカー?
引用:EarFun
メーカーの事を簡単に紹介すると、EarFunはワイヤレスイヤホンなどを中心に扱う中国のブランド。
2018年に音響エンジニア、工業デザイナー、音楽愛好家たちによってオーディオメーカーを設立。
低価格帯ながら高音質・高性能の製品を驚くべきスピードでリリースし、日本・アメリカ・ヨーロッパなど、世界100以上の国・地域で展開。
CES2020イノベーションアワード、IFRAMEデザインアワードを受賞。
さらに、4期連続でVGPアワードも受賞していて、いま最も勢いがあるメーカーのひとつ、それがEarFunだ。
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Air2の特徴
Air2の特徴は以下の通り。
特徴
- LDACのコーデックに対応(ハイレゾ音源)
- 10mm大口径ドライバー搭載
- マルチポイント接続可能
- 最大40時間再生可能、急速・ワイヤレス充電対応
- ENCノイズキャンセリングのマイク搭載
- ゲームモード(低遅延)
- 専用アプリがある
LDACのコーデックに対応(ハイレゾ音源)
引用:EarFun
驚くべきことに5,000円台のイヤホンなのに、LDACのコーデックに対応をしている。
これにより、24bit/96kHzのハイレゾ音源も再生できる。
良い音質を手軽に聴けるのはすごいことだよ。
10mm大口径ドライバー搭載
引用:EarFun
10mmウールコンポジットフィルムダイナミックドライバーを搭載していて、高音質で聴くことができる。
低音は強く豊かに、中音は深く繊細に再現されていて、さすが音楽愛好家が携わっていることだけのことはある。
マルチポイント対応
引用:EarFun
スマホ・パソコン・タブレットなど、同時にデバイスを2台まで繋げることが可能。
各デバイスの接続をいちいち切り替えをしなくても良いのはラク。
最大40時間再生可能、急速&ワイヤレス充電対応
引用:EarFun
バッテリーの持ちも非常に良い。
イヤホン単体で9時間、ケース込みで最大40時間も再生が可能。
ちなみに充電時間は1.5時間。
Air2は急速充電にも対応をしているが、ワイヤレス充電にも対応している。
低価格帯で、この充電機能が付いているのは考えられない・・・。
コスパ良すぎ。
ENCノイズキャンセリングマイク搭載
引用:EarFun
Air2には周りの音を除去し、通話音質をクリアにすることができるENCノイズキャンセリングが搭載している。
日常の通話、会議などでも十分に使える機能性だ。
ゲームモード(低遅延)
引用:EarFun
最大55ms(0055秒)の低遅延を実現していて、ゲームをよくプレイする人にも、ストレス無く楽しむことができる。
専用アプリがある
引用:EarFun
EarFunの専用アプリを無料でインストールすることができる。
アプリではイコライザー、タッチセンサーのカスタマイズなど、自分のお好みに設定可能。
Air2のスペック
製品名 | Air2 |
形式 | カナル型 |
ドライバー方式 | 10mmコンポジットフィルムダイナミックドライバー |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
対応コーデック | LDAC AAC SBC |
最大持続時間(イヤホン単体/ケース充電込み) | 9時間/40時間 |
充電時間 | 1.5時間 |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | ◯ |
マルチポイント | ◯ |
ノイズキャンセリング | ✕ |
外音取り込み | ✕ |
装着検出機能 | ✕ |
ゲームモード(低遅延) | ◯ |
専用アプリ | ◯ |
防水性能 | IPX7 |
カラー | ブラック ホワイト(3月下旬発売予定) |
サイズ | 62.1mm x 47.5mm x 25mm |
通常価格(2024年販売時点) | 5,990円 |
ノイズキャンセリングや装着検出機能といった機能はないが、ワイヤレスイヤホンに必要最低限な機能は十分に備わっている。
価格の事を考えると十分すぎる性能を搭載していると思う。
ケースの外観など
まずはケースの外観を見ていこう。
正面はLEDインジケーターがあり、バッテリーや接続状況を確認することができる。
裏にはEarFunのロゴがある。
底面は充電端子USB-Cと、ベアリング設定をするボタンがある。
サイズは62.1mm x 47.5mm x 25mmで、手のひらにも収まるコンパクトさになっている。
ケースはプラスチック感があるが、控えめに光沢感がでているので、そこまで安っぽさを感じない。
そして、サラサラとした手触りになっている。
イヤホンのデザイン
ケースを開けると、このように収納されている。
フタを開けると電源がオンになり、イヤホンをケースに戻して閉じると電源がオフになる仕様。
イヤホンは、いわゆる耳栓タイプのカナル型。
サイドにはEarFunのロゴが印字されていて、ここだけダークグレーのようなカラーになっている。
EarFunの「E」の上部分がタッチセンサーになっているので、イヤホンでの操作はここを押す。
イヤーチップは半透明になっていて非常に柔らかい。耳は痛くなりにくそう。
イヤホンの片方の重さは、わずか5gで超軽い。まさにAirという名だけのことはある。
ケース込で47g。
付属品
Air2に付属されているものは以下の通り。
- 説明書
- イヤーピース(XSサイズ、Sサイズ、Lサイズ)
- 充電ケーブル(USB-A→USB Type-C)
- 綿棒
イヤーピースがXSサイズまで付属しているのは珍しく、耳の穴が小さい人でも対応できるようになっている。
掃除用の綿棒も付いているのがめっちゃ親切。
Air2の装着感
装着したイメージはこんな感じ。
Air2の装着感は「軽い」「しっかりフィットする」「痛くなりにくい」の3つが揃っていた。
イヤホン自体が軽いのでストレスはないし、良い具合にフィットするので頭を振っても落ちる心配は無い。
イヤーチップも柔らかいので、試しに1時間装着していても、耳が痛くなることは感じにくかった。
付属のイヤーチップがあるので、自分の心地良いサイズを選ぶのが良いだろう。
Air2の操作方法一覧
再生/一時停止 | 2回タップ(L/R) |
音量下げる | 左のイヤホンを1回タップ |
音量上げる | 右のイヤホンを1回タップ |
曲送り | イヤホン右側を3回タップ |
曲戻し | イヤホン左側を3回タップ |
電話受ける/切る | 左右どちらかのイヤホンを2回タップ |
着信拒否 | 2秒間タップとホールド(L/R) |
2つの通話応答/転送 | 3回タップ(L/R) |
音声アシスタント | 2秒間タップとホールド(L/R) |
EarFun専用アプリを使うとタッチセンサーの変更が可能。
Air2の音質について
先に言うと、音質はめっちゃくちゃ良い!!
音質
5段階評価(EQ設定なしでの場合)
- 高音:★★★☆☆
- 中音:★★★★☆
- 低音:★★★★☆
Air2の音質はパワフルかつ深みがあり、中音・低音が強めになっていて、迫力のあるサウンドに仕上がっている。
音質だけでいうと、1万円以上のイヤホンと遜色ないレベルだと思う。音良すぎ。
ボーカルの声、ベースの重低音、ロックバンドの細かいギターの音、シンセサイザーの細部の音までしっかり聴くことができる。
ドラムのバスドラムも「ドンドン!」と、ライブハウスのように打たれるような感じで最高。
カナル型のイヤホンということもあり、音楽を集中して夢中になれるイヤホンだ。
買って失敗することはないと思える仕上がりでびっくり。
アプリでEQなどを変更できる
Google Play StoreまたはApp Storeで専用アプリを無料でインストールすることができる。
アプリではゲームモードのオン・オフ、イコライザーの設定、タッチセンサーの変更などを変更することが可能。
簡単に音質を変更したい場合はイコライザーはプリセットを使うのがおすすめ。
音質にこだわる人は細かく設定もできる。
タッチセンサーを自分の使いやすいように、設定をすることもできる。
その他にもイヤホン紛失した時に、音で知らせて探せる機能なんかも、アプリを使えば利用することができる。
EarFunのアプリでできること
アプリでできること
- イコライザー
- Bluetooth品質の変更
- イヤホンを探す
- タッチセンサーのカスタマイズ
- ゲームモード(低遅延)
- 日本語/英語の音声切り替え
Air2の惜しいところ
惜しいところは・・・ほぼ無い!
粗探しをしてみたけど、惜しいと思う部分が見当たらない。
強いて言えば、装着検出機能が無いこと。
あとは、ノイズキャンセリングや外音取り込みモードが欲しかったけど、価格の事を考えると搭載していないのが妥当だと思う。
冗談抜きで惜しいところはなく、完成されているイヤホンだというのが正直な感想だ。
Air2はこんな人におすすめ
以下のポイントにあてはまると、あなたにとってAir2はおすすめのイヤホンだ。
購入する際の参考にしてみてください。
こんな人におすすめ
- コスパの良いワイヤレスイヤホンが欲しい
- 音質が良く、音楽を楽しみたい
- LDAC(ハイレゾ音源)に対応している
- 防水性能が欲しい
- マルチポイントに対応
- 急速充電・ワイヤレス充電を使いたい
- ゲームモード(低遅延)
- バッテリー持ちが良い
【おわりに】Air2はワイヤレスイヤホンの刺客
以上、EarFunのAir2のレビューでした。
音質は本当に良いし、シンプルな機能性で使いやすいし、文句のつけようがない。
なにより「本当に5,990円のイヤホンか!?」と思える完成度でびっくり!
音が良くコスパ良すぎなイヤホンを探しているひとや、初めてワイヤレスイヤホンを使ってみたい人には、めちゃくちゃおすすめ!
買って失敗することは無いと思うので、1度チェックをしてみてください。
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