「ずっとこんなイヤホンが欲しかった」と思える完全ワイヤレスイヤホンに出会うことができた。
有線イヤホンの使用率が少なくなってきて、ワイヤレスイヤホンが主流になってきていているから各メーカーからいろんなものが販売されすぎて悩む。
そして手に入れたのがSONYのWF-1000XM4!
2021年6月25日に発売して売り切れが続出し、僕が購入できたのは8月中旬だった。
この記事を書いている現時点でも入荷すれば即売り切れる状態が続く超人気イヤホンだ。出先でたまたま入手できたのが本当にラッキー。
そこで今回は次のことについて伝えようと思います。
- WF-1000XM4の性能&感想
- なぜ他のメーカーではなくSONYにしたのか
などを伝えますので最後まで読んで参考にしてください。
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【SONY】WF-1000XM4を開封してみる!
今回SONYは環境のことを考えていて箱はプラスチックを一切使わずに、紙で作られたエコパッケージになっています。
紙なので耐久力が心配だなと思っていたけど、なかなかしっかりしている箱になっている。
中を開けるとめちゃくちゃシンプル。さっそく本体が登場しましたね!
付属品をさくっとみせるとこんな感じ(後で中身はまとめて記述)。
本当に中身にはプラスチックが一切使われていない。とことんSONYのこだわりが伝わる。
箱の底にはサイズ別のイヤーピースが入っており、SサイズとLサイズが用意されています。
Mサイズに関してはすでにイヤホンに方に装着されているので、まずはMサイズを試してみて自分にあった大きさのものに付け替えましょう。
付属品まとめ
- USB-A、USB-Cケーブル
- 説明書
- イヤーピース
WF-1000XM4ケースの外観
本体ケースを取り出してみると、どちらかといえばマットな感じの手触りになっているがサラサラもしている。
光沢感はないけど、落ち着いた大人っぽい雰囲気を感じれるブラックといった感じに仕上がった感じ。
鋭いものが擦れてしまうと傷が付きやすいそうな感じはするから、荒い使い方は避けたほうが無難。
入力端子はUSB Type-Cになっているのが良いですね。余計なケーブル類を持ち歩かなくてもいいので。
付属品のケーブルも付いているので電源アダプターさえ用意すれば充電することが可能です。
ケーブルを使わなくても快適機能のワイヤレス充電(Qi充電)に対応しているので、対応している充電器を持っていれば置くだけで充電することも可能。
ケースは手のひらサイズでコンパクト
WF-1000XM4のケースはご覧の通り、手のひらに収まるほどのサイズで非常にコンパクトになっています。
WF-1000XM3の時は倍ほどの大きさだったので持ち運びにストレスを感じていましたが、今回はまったくそんなことがなく気軽に持ち運べるのが最高。
ちなみに本体ケースのサイズは次の通り。
- 横 6.6cm
- 縦 4cm
- 幅 3cm
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WF-1000XM4のイヤホン本体
イヤホンは写真のように収納されていて、結構強力な磁石でくっついているので落ちにくい。
しまう時も「カチャ」っという具合にしっかり収納することができるので、落としにくい設計になっていることは確かです。
イヤホン本体もケース同様の素材感になっています。
SONYのロゴがワンポイントになっていて、ブラックカラーとよくマッチしていてかっこいい。
【軽い!】イヤホンの重さを量る
イヤホン本体の重さを量って見ると片方で7gという軽さで、両方で14gになる。
完全ワイヤレスイヤホンの中では軽い部類に入ると言えます。
ケース込みでも54gという重さなので軽い!
コンパクトで軽いは最高の組み合わせなので、いつでもどこでも良い音が楽しめることを物語っていっる。
WF-1000XM4独自のイヤーピースに関して
WF-1000XM4では新開発された「ノイズアイソレーションイヤーピース」という独自のポリウレタンフォームを使用しています。
装着してみると耳にフィットして遮音性が高く、音楽に集中できるほかノイズキャンセリング効果もかなり活かされているので、かなりすごいイヤーピースになっています。
ただ、シリコン素材ではなくポリウレタンフォームなので、耳からイヤホンを外したときに装着していた跡が残ってしまうのが気になる。時間が立てば元にもどるのだが長年使っていくとボロボロになっていきそうなので、ヘビーユーザーは予備のイヤーピースを買っておいた方が良いかも知れない。
WF-1000XM4のスペック
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.2 | |
---|---|---|
出力 | Bluetooth標準規格 Power Class 1 | |
最大通信距離 | 10m | |
使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) | |
対応Bluetoothプロファイル *3 | A2DP, AVRCP, HFP, HSP | |
対応コーデック *4 | SBC, AAC, LDAC | |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T | |
伝送帯域(A2DP) | 20Hz-20,000Hz(44.1kHz sampling) 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHz sampling 990kbps) |
イヤホンの装着感について
はじめにイヤホンをグッと耳の奥に差し込んで、その後グイグイとねじるとしっかり固定することが可能。そこまでしないと落ちる可能性があるので注意深くはめよう。
装着感は耳にフィットしているので密閉されているから音漏れがしにくい。イヤーピースもポリウレタンフォームなのでしばらく付けていても耳が痛くなることが少ないから音楽に集中することができる。
イヤホン自体も大きくないのでゴツい感じもなく自然な装着感になっているのが良いですね。
シンプルなデザインになっているのでいろんな服にも合わせやすいとも嬉しいポイント。
タッチセンサーは便利だけどたまに誤タップしてしまう
WF-1000XM4はイヤホンの側面にタッチセンサーが付いていて、そこで操作をするようになっています。
軽く触れただけでも反応してしまうのでイヤホン装着するときに、うっかり側面をタップしてしまってノイズキャンセリングのON/OFFが切り替わってしまったりすることもしばしば・・・。
なので装着する時は側面には触れないようにするしましょう。
イヤホンのペアリング方法や他の操作
WF-1000XM4を一度ペアリング作業をしてしまえば次回以降、充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
ペアリングはケースを取り出して左右のイヤホンを同時に5秒以上押すとペアリングモードになる。
他の端末にもイヤホンを登録しておけば端末側で接続操作をすれば、すぐに他の端末でもペアリングすることが可能。
イヤホンの操作
初期設定ではイヤホンの操作は次のようになっています。
左側のイヤホン | 右側のイヤホン |
1回押す:ノイズキャンセリングのON/OFF | 1回押す:再生/一時停止 |
長押し:ノイズキャンセリングに使用で一時的に外部取り込み音モード | 2回押す:次の曲 |
3回押す:前の曲 |
イヤホンで音量調節などもしたい場合はHeadphones Connectという専用アプリをインストールすることで操作設定が可能です。
自分の使いやすいように設定をしましょう。
WF-1000XM4の音質について:【結論】最高に音が良い
WF-1000XM4の音質については多くを語る必要はない。それくらいに単純に音が良い。
音に関して正しくいうと良し悪しではなく、好きか嫌いかの選択になるがWF-1000XM4の音質は万人が「良い音、好きな音」と答えるでしょう。
低音、中音、高音全でパワフルかつ立体感があるから聴いていて気持ちが良すぎる!
CDや他のイヤホンでは聴こえにくかった小さい音までしっかりと聴けるから、今まで聴いていた曲がまるで別物のように楽しく聴くことができる。イヤホンひとつでここまで違うのかと実感しますよ!
特にロックバンドが奏でるアナログのサウンドやクラブミュージックのデジタルサウンド、両方とも迫力があって繊細に感じることができるので、一味違った時限の音楽を実感して欲しい。
このイヤホンは最高だ。
ノイズキャンセリングは心地よい&強力
WF-1000XM4に搭載されているノイズキャンセリングだけど、結論から言うと静寂の世界になる。
日常生活では生活音が一瞬にして消えるし、電車や人混みなど雑多で大きな音が鳴る場所ではほんの少し音が聞こえるけど、それでも十分すぎるくらいに音は遮断される。
外だとほとんどの音が聴こえなくなるので、ノイズキャンセリングをするときには注意をしたほうが良い。
そして、他のイヤホンでは機種によってノイズキャンセリング独特の圧迫感を感じる人もいると思うけど、WF-1000XM4のノイズキャンセリングは圧迫感は無く自然に音がかき消される。
ノイズキャンセリングは強いし、心地良いし、まさに現時点で最強の完全ワイヤレスイヤホンなことは間違いない。
音楽好きにはたまらないイコライザーアプリ
WF-1000XM4には専用のアプリがあって、スマホで専用のアプリをインストール必要がある。
iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Play Storeで「Headphones Connect」というアプリを検索してインストールしましょう。
アプリをインストールするとトップ画面では使用しているイヤホン、ケースの本体のバッテリー残量を確認することができる。
これが便利で常に電池残量を確認できるので外出先や、外出前などで充電のタイミングが作れるから予定にも合わせやすい。
ちなみに、ノイズキャンセリングONで最大8時間、オフで 最大12時間の再生が可能になっているのでバッテリーは他のイヤホンに比べて持ちます。
イコライザーで自分好みのサウンドを設定することが可能
アプリの画面で【サウンド】を選択するとイコライザーを調整することができる。
イヤホンの初期設定は全体がフラットになっていて、それでも十分にパワフルなサウンドを楽しめるけど違った感じで楽しみたい方にはイコライザーは必須。
事細かく全ての音を調整できる上級者向けの設定や、オススメの設定にしてくれるプリセットがいくつか用意されているので設定がわからなければプリセットを使うと楽。
BOSEもAppleも選ばなかった理由【SONYが良すぎた】
同じ価格帯で悩んでいたのが【Bose QuietComfort】と【Apple AirPods Pro】で、おそらくあなたもこのあたりのイヤホンと悩むと思う。
初めは個人的にBOSEが好きなのでQuietComfortにしようかなと思って、家電量販店に行ってきました。
全て視聴させてもらった結果、SONYのWF-1000XM4が1番バランスが良いし音も良かった。
まず、AirPodsProに関しては音楽好きからすれば選択肢からすぐに外れる。こもった感じの音質で約3万円とは思えないほど音に面白さがない。値段が高い。
AirPodsProはApple製品との連携力の手軽さとノイズキャンセリングが強めなのが特徴で、肝心の音楽は楽しめそうになかった。
「AirPodsProの音が良い」と言っている人は他のイヤホンを聴いたことがないからだと思う。
BOSEのQuietComfortは音質はかなり良い。BOSEらしい心地よい低音が響いて純粋に音楽を楽しめる。そしてノイズキャンセリングも良いけど個人的にAirPodsProやWF-1000XM4よりは若干劣る感じがした。
音質は良いけどWF-1000XM4よりパンチが効いておらず、若干音量も小さめなので
そしてイヤホンとケースがめちゃくちゃデカイので持ち運びにストレスがかかるから、良い音でも持ち歩くのが嫌になるのが目に見えたので選択肢から外れることに。
でも、もしSONYのWF-1000XM4が発売されていなかったら買っていたと思う。
個人的な体感まとめ | SONY WF-1000XM4 | BOSE QuietComfort | Apple AirPodsPro |
音質 | ◎ | ◎ | ✕ |
ノイズキャンセリング | ◎ | ◯ | ◯ |
外部取り込み機能 | ◯ | ◎ | ◯ |
重さ(イヤホン単体、ケース) | ◎ | ✕ | ◎ |
イヤホンの操作性 | ◯ | ✕ | ◯ |
イヤホンの付けやすさ | ◯ | ✕ | ◎ |
◎:すごく良い ◯:良い ✕:イマイチ
あくまで個人的な体感なのでこれが100%正しいとは言えないので、参考程度に見て頂けレバと思います。
というかSONYのWF-1000XM4の完成度が高すぎて本当に軍を抜いて良い。
イヤホンは良いものを買ったほうが後悔しない
完全ワイヤレスイヤホンSONY WF-1000XM4について紹介させていただきました。
3万円を超えるという価格は高価で購入をためらってしまうかもしれませんよね。
でも最高クラスの音質、最高クラスのノイズキャンセリング、軽くてコンパクト、長時間再生、ワイヤレス充電などの高性能を考えると妥当の金額でしょう。
イヤホンは長く使うことが多い物ですので、妥協して安い物を買ってしまうと後悔をすることになります。
WF-1000XM4を超える完全ワイヤレスイヤホンは今後なかなか発売されないと思いますので、数年楽しめることを考えればお得かも知れません。
あなたにも1度体験して欲しい。
最高の音と上質な空間を。