以前にShokz(ショックス)の骨伝導イヤホンの福袋に入っていた【OpenRun Pro】【OpenRun】の2つの骨伝導イヤホンの性能を比較してみようと思う。
この2つのイヤホンにはどのような違いがあるのかを、細かくレビューをしているのでOpenRun ProとOpenRunのどちらを買おうか悩んでいる人は、最後まで読んで参考にしてみてください。
ちなみに骨伝導イヤホン自体を買おうか悩んでいる人は、Shokzの骨伝導イヤホンを買っておけば失敗はしないので、そういった人も参考にしてみてください。
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この記事でわかること
本記事を見ていただくことでShokzの骨伝導イヤホン、OpenRun ProとOpenRunのことがすぐにわかるようになっています。
この記事でわかること
- スペック
- デザイン
- 装着感
- 音質
- マイクの音質
- 音漏れ具合
- どちらのモデルがおすすめなのか
これからOpenRun Pro、OpenRunの比較をしていくので、どちらのイヤホンを購入しようか迷っている人は参考にどうぞ!
OpenRun Pro、OpenRunのスペック
今回紹介するOpenRun Pro(写真左)とOpenRun(写真右)はこんな感じ。
各スペックを表記をしているので比べてみよう。
OpenRun Pro | OpenRun | |
標準価格(税込) | 23,800円 | 16,880円 |
充電時間 | 約1時間 | 約1.5時間 |
急速充電 | 充電5分で1.5時間 | 充電10分で1.5時間 |
充電方式 | 専用マグネット | 専用マグネット |
重量 | 29g | 26g |
材料 | フルチタン | フルチタン |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
バッテリー稼働時間 | 約10時間 | 約8時間 |
防水防塵規格 | IP55 | IP67 |
骨伝導技術 | 第9世代 | 第8世代 |
サウンド | Shokz Turbo Pitchテクノロジー | PremiumPitch 20+ |
マイク | デュアルノイズキャンセリング | デュアルノイズキャンセリング |
発売日 | 2022年3月1日 | 2022年3月1日 |
カラー | ブラック ブルー ベージュ ピンク | コズミックブラック ルナグレー ブルーエクリプス ソーラーレッド |
基本的には同じで大きな違いがあるのは急速充電、バッテリー稼働時間、重さ、骨伝導技術といったところ。
例えばOpenRun Proは早く急速充電ができて稼働時間も長く、サウンドについては低音が強化されている。
それに対してOpenRunは重量が軽く、防水性能が高い。
自分が生活している中で、どちらが合っているのか用途別で選ぶのが良い。
OpenRun Pro
OpenRun
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各イヤホンの同梱物
基本的には両機種ともに入っている同梱物は基本的に同じ。
共通の同梱物
- 充電ケーブル
- 説明書
- ケース
OpenRun Proの同梱物は以下の通り。
OpenRunの同梱物は以下の通り。
唯一、違いがあるのはケースだ。
OpenRun Proは最上位モデルになっているためか、ハードケースが用意されていて耐衝撃にも強いものになっているのでアウトドアにも強いイメージ。
それに対してOpenRunは巾着袋になっていて、カジュアルっぽい印象。
多少の移動にはコレで十分だと思うし、普通に使う分には特に問題ない。
OpenRun Pro、OpenRunの各外観
各骨伝導イヤホンの外観を見ていこう。
まずはOpenRun Pro、次にOpenRunの順で紹介をする。
OpenRun Pro
耳に当てて音を伝える部分はシリコン素材の感触でしっかりとしている印象。
イヤホン部分にはボタンが配置されていて、ここで再生や停止などができるようになっている。
右側部分はマイクの穴があり、左側と比べてシンプルな見た目になっている。
両サイドにはShokzのロゴが刻印されている。
右側には音量を調整するボタンが設置されていて、イヤホンを装着していても操作しやすい大きさになっているので、特に不満に感じることもない。
押し具合もカチッとなる感じなので、力をいれずに反応をしてくれる。
OpenRun
OpenRunもOpenRun Proとほとんど違いはない。
左側のボタンやロゴも一緒。
右側もOpenRun Proとほとんど一緒だけど、マイクの位置が若干違う。
OpenRunのボリュームボタンは、OpenRun Proよりも若干面積が小さい。
でも操作がしずらいといった感じもなく、不満を感じることは無いと思うので特に気にする部分ではない。
2台同時に見比べてみる
2台同時に並べて見比べてみよう。
決定的に違うのはOpenRun Proは側面にスピーカーがあり、音の迫力があるようになっている。
一方、OpenRunは無く最上位モデルと差をつけているようになっている。音質については後で記述。
左側の外観もほとんど変わらない。
ボリュームボタンはOpenRun Proの方が大きくなっているて、OpenRunは充電ケーブルを差し込む位置が違うのでボタン面積が少し小さい。
しかし、どちらも操作には不満はなく大差はないので、あまり気にする必要はないと思う。
ちなみにイヤホンを充電する時に使うケーブルはUSB−Aを使ったShokz独自の規格になっている。
右側のマイクの位置は若干違う。
OpenRun Proは上についていて、OpenRunは下についている。
これによってマイク音質が変わってくるので、それに関してはあとで記述しています。
骨伝導イヤホンの装着感
OpenRun Pro、OpenRunの装着感を伝えようと思う。
先に言っておくと、イヤホン単体を装着した際に感じる疲れは全くなかった。
数時間ものあいだイヤホンを付けていても不快感や、耳の疲れは無く長時間快適に使えることは間違いない。
ということで、帽子やマスクをした状態でどれぐらいの装着感なのかを試してみようと思う、
OpenRun Proの装着感
帽子やマスクといった顔にするものをしても、イヤホンは他のものと干渉する事はない。
イヤホンの位置もある程度調整をすることができるので、自分の気に入ったポジションを決めることができる。
後ろ側から見みてみると福の衿と帽子のあいだに位置しており、上手に干渉していないことがわかる。
結論、帽子やマスクをしていてもイヤホンは快適に装着することができる。
OpenRunの装着感
OpenRunは装着してみてフィット感がOpenRun Proよりも良いことに気がついた。
しっかりと耳にかけることができてイヤホンを固定できるので、位置がほとんどズレない。これは良い。
後ろから見ても同様に福の衿や帽子などにも干渉しないので、OpenRunも快適にイヤホンを装着できる。
移動しながらを聴く場面が多いならOpenRunのほうが良いかもしれない。
寝転がって使うのはおすすめしない
気楽に装着できる骨伝導イヤホンだが、寝ながらは装着することはできない。
耳にかけるだけなので寝て使おうとすると、どうしてもズレるし本体がすぐに傷む。
基本的に体を起こして使う仕様になっているので寝ながら使いたい人は、骨伝導イヤホン以外の物を使うことをおすすめする。
骨伝導イヤホンの音質
イヤホンにとって1番大切な音質についてを書こうと思う。
結論から言うと、OpenRun ProとOpenRun共に音質は良かった。
というか、ほとんど大差が無いようにも感じた。
どちらを選んでも問題はないが、用途別で細かく見ていくと違いがあるので参考にしてみてください。
OpenRun Proの音質
骨伝導イヤホンの部類で言うと音質は非常に良い。
音域のバランスは良く、低音はOpenRunと比べると強くなっているので、耳に伝わってくる響き方は臨場感があるのですごいと思った。
耳にかけるだけで、これほどの音を楽しむことができるのかと実感できることは間違いないし、音質で不満に思う人はほとんどいないと思う。
移動、作業、スポーツといった万能な場面かつ、良い音で楽しみたい人にはOpenRun Proはオススメ。
ただ、注意しないといけないのが低音が強調されている曲(特にテクノやハウスといったダンスミュージック系)を聴いていると、ドラムの打音によってこめかみ部分が強く振動されて痛くなった。
ポップスやロックではそういったことはなかったけど、曲によっては骨伝導が強くなってしまう傾向があることがわかったので注意。
Daft PunkのAround The Worldという曲をOpenRun Proで聴くとドラムの音の振動が強すぎてマジでこめかみが痛くなった。
OpenRunの音質
OpenRunの音質も良く、全体的に音域のバランスは整っているので不満に感じることは無い。
それどころか基本的な音質はOpenRun Proと大差がないのが驚いた。
低音だけで言えばOpenRun Proのほうが厚みがあるサウンドになっているけど、低音にこだわらなければOpenRun Proと大差はほとんどない。
OpenRun Proまで必要ない人にとってはOpenRunでも十分に満足できるし、クリアなサウンドで様々なジャンルの音楽を楽しむことができる。
あと、トークがメインのラジオ番組だったり、動画視聴と言った用途はOpenRunの方が聞きやすいと感じた。
マイク音質について
マイクの音質についてはハッキリと差がでたので、そちらもお伝えしようと思う。
マイクを使う場面が多い人には大切なことなので参考にして欲しい。
OpenRun Proのマイク音質
マイク音声がパワフルで話し声がハッキリとわかるので聞き取りやすい。
ノイズも無くキレイな音声で相手に伝えることができるので、日常の会話ではもちろんのこと、会議での通話や音声コンテンツの収録をする際には問題なく使用できるレベルになっている。
OpenRunのマイク音質
OpenRunはクリアな音質になっていて、OpenRun Proには引けを取るものの悪くはない性能をしている。
決して悪いわけではないのだが、少々中音〜高音が強調される印象で会話をしている時に、たまに耳にキーンとする声の拾い方をする。
会議などの場面でも使えなくはないけど、日常会話で使用する分には全くを持って問題はないレベル。
骨伝導イヤホンの音漏れについて
骨伝導イヤホンの音漏れについてを述べようと思うが、最初に言っておきたいのが骨伝導イヤホンは必ずといっていいほど音漏れをする。それを最初にわかってほしい。
OpenRun Pro、OpenRunともに音量を小さくすれば音漏れを激減することはできるが、カナル型のように耳穴に入れるイヤホンに比べると、骨伝導イヤホンは耳周りにあてて音を聴く構造なのでどうしても音は外部に漏れてしまう。
なので、通勤時の電車やバスなどでは音漏れが気になってしまうので、骨伝導イヤホンを使用する場所は考えないといけない。
それらを踏まえて各イヤホンの音漏れについて伝えていこうと思う。
OpenRun Proの音漏れ
OpenRun Proはサウンドが強化されている最上位モデルなので、結構音漏れがあるのかと思いきや、しなやかな音漏れといった感じ。
敷いて言えばOpenRun Proは中音域が漏れるように感じた。
それ以外は特に気になることは無く、次で述べるけどOpenRunと比べても音漏れはマシに感じた。
音量を下げれば音漏れがマシになる。
OpenRunの音漏れ
OpenRunについては高音域、中音域の音漏れがOpenRun Proよりも目立つと感じた。
中〜高音域の「シャリシャリ」とした音の感じが目立ち、1度気になったら気にしてしまうかもしれない。
音量を下げればそこまで気にはならないと思う。
OpenRun Pro、OpenRunともに、めちゃくちゃ神経質になって音漏れの検証をした結果なので、決して音漏れがめちゃくちゃするイヤホンというような誤解はないように。
体感的には「よく聴いてみると、ちょっと漏れてるなぁ。」って感じのイメージ。
音の遅延について
Bluetoothで接続をするので音の遅延が気になる人もいると思う。
結論から言うとOpenRun Pro、OpenRun両機種共に音の遅延は無く心配はしなくて大丈夫。
音楽を聴いている時の操作、動画を見ているときなど、イヤホンからの操作が遅れるといったことはなかったので音の遅延に関しては気にしなくてOK。
【まとめ】どちらのイヤホンがどんな人にオススメなのか
ShokzのOpenRun Pro、OpenRunを比べて見てどちらのモデルがどんな人にオススメなのかを言おうと思う。
OpenRun Proがおすすめな人
OpenRun Proがおすすめな人
- 少しでも骨伝導イヤホンで良い音を楽しみたい
- 長い時間イヤホンを使用したい
- 早く充電したい
- 会議や収録でも使いたい
骨伝導イヤホンをメインに使いたい人で少しでも良い音を楽しみたい人は、OpenRun Proを選ぶほうがおすすめ。
骨伝導イヤホンの中では図太い音で音楽を楽しめる他、マイク音質も良いのでメインで使いたい人には良いイヤホンなので、最初からOpenRun Proを選べば問題は無い。
OpenRunがおすすめな人
OpenRunがおすすめな人
- 手軽に骨伝導イヤホンを楽しみたい
- OpenRun Proほどの性能はいらない、価格を抑えたい
- 防水性能が良い
- スポーツでも使いたい(フィット感が安定している)
骨伝導イヤホンをあまりメインで使わず、用途別やサブで使いたいと思っている人はOpenRunがおすすめ。
価格もOpenRun Proよりも安く、防水性能も高いのでアクティビティに使いたい人や日常でも十分に使える性能なので、はじめて骨伝導イヤホンを使ってみたいという人にはOpenRunはおすすめだ。
それでも迷っている人へのアドバイス
それでもどちらの骨伝導イヤホンを使おうか迷っている人に向けて言うと、個人的にはOpenRunがおすすめ。
正直言うと、音楽を聞く際の音質は大差が無く低音が若干効いているか効いていないかの違いだと感じた。
日常使いで音楽や動画を流し聴き、通話をした人はOpenRunで十分なので迷っていたらこちらがおすすめ。
どちらを買っても問題なし
以上、Shokzの骨伝導イヤホンOpenRun ProとOpenRunの紹介でした。
基本的にどちらの骨伝導イヤホンを買っても問題は無いのでOK!
あとは自分の生活の中でどちらのほうが自分に向いているのかを考えると、迷いが薄れていくと思うので今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
あわせて読みたい
実は今回のShokzの骨伝導イヤホンは福袋で買ったものなんだけど、ちょっとしたトラブルがあったので興味がある方は以下の記事を見てほしい。
福袋を購入したときから今回のレビュー記事までのストーリーがわかるので、あわせて読んてみてください。
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