メルカリを開いてみると見覚えのある写真が目に写った。
「おいおい、これオレがブログで使ってる写真やん。勝手に使われてるやん。」
なんと、過去にこのブログで紹介したアイテムの写真を勝手に使っている出品者がいたのだ。つまり無断転載。
今回はメルカリで自分の写真や画像が無断転載された時の対象方法を書くので、困っている人は参考にしてほしい。
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そもそも無断転載は禁止行為だと規約にも記載
まず結論から言うとメルカリで他人の写真や画像を無断で使用することは、規約で禁止とはっきり記載されているのだ。
引用:メルカリ
当然、僕は写真の権利者なので申立をできるので、今回はしっかりと申立をすることに決定。しかもブログの画像だからなおさらね。
ちなみに写真や画像以外にも、他人が書いた商品説明をコピーした場合でも無断転載になるので注意。
メルカリで自分の写真が勝手に使われていた
まずは僕が無断転載された経緯を言おう。
僕がこのブログ内で書いていた『ベルロイの財布【ノートスリーブ】の記事』に使っていた写真が数枚無断転載されていた。
まずは僕のブログて使っていた写真はこちらだ。1枚目はブログのトップ画像に使っているもの。
2枚目はケースにお札を入れている画像。
そして無断転載された出品ページがこちら。
2枚目はこんな感じで無断転載されていた。
という感じで僕のブログの写真が使われていたのだ。
もちろん使用許可は一切していないし、勝手に使われていた。
ていうか僕が使っているクレジットカード類もまんまだし、写っている指も僕だ。
出品者が掲載している商品名とケースの種類が違っていたり、ツッコミどころが満載だ(笑)。
ちなみに同じ出品者が2回も無断転載していた。
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事務所に報告をする前にしておくこと
事務所に報告する前に自分の写真や画像が使われている証拠を押さえていたほうがいいので、以下のことをしておくのをオススメする。
情報を控えるにあたって、メルカリのアプリで操作をするよりもインターネットブラウザの方がオススメ。
報告には商品ページURLが必要になり、アプリだと表示されない。なので報告作業はインターネットブラウザで操作をしよう。
情報を控えよう
- 無断転載されている販売ページをスクリーンショットなどで記録
- 商品ページのURLを控える
- 出品者のURLを控える
まずは無断転載されている写真と出品者の名前(ニックネーム)をメモでもスクリーンショットでも良いので控える。
相手が出品している商品名と価格も報告に必要なので、こちらの情報もメモなどに控えておく。
商品IDは出品ページのURLに【mと9桁以上の数字からなるもの】がIDなので、こちらも忘れずにメモに控えておく。
アプリの場合はこの商品IDの表示がわからないので、インターネットブラウザで確認をするように。
対処方法①:マイページから『問い合わせ』から報告をする
まずは事務所に報告をしないといけないので、マイページから『問い合わせ』を選択して進めていく。
手順はメルカリの記載通り「お困りの状況に沿ったガイドを開く」→「ガイドの内容を確認する」→「解決しない場合はページ最下部に移動」→「解決しない場合:お問い合わせはこちら」の順番に移動し、事務所と直接メッセージのやり取りができる状況に持っていく。
引用:メルカリ
ガイドに沿って進めていくと「解決しない場合」という場所があるので「お問い合わせはこちら」を選択する。
そうすると細かく記入するページが表示されるので「商品ページ」「お問い合わせ内容」「画像」をそれぞれ入力をする。
今回は無断転載のことを伝えないといけないので、その旨を入力した場合はこんな感じになる。
それぞれ入力し終えたら送信をする。
報告をして返事が来るのは事務所のタイミングによる。
僕の場合は翌日に下記の返事が来たが、場合によっては数日かかることもある。
引用:メルカリ
問い合わせで伝えた内容だけでは詳細はわからないようで「商品ID」「商品名」「価格」「出品のニックネーム」を、出品者の商品ページから直接報告をしてほしいとのことだ。
2度手間に感じるかもしれないが、大切なことなのでしっかりとこちらも対応しよう。
一応、報告をしたという事実は残るし、この後も事務所とメッセージのやりとりができるので、お問い合わせからの報告は無駄ではないことは安心してほしい。むしろ最初に報告をしたほうが良いともう。
ちょっと手間がかかるが、今度は商品ページからの報告をしよう。
対処方法②:商品ページから直接報告をする
ということで無断転載されている商品ページのところに移動をして「︙」の部分から、事務所に報告をするを選択しよう。
無断転載に関しては該当する項目がないので、今回は「その他」で報告をする。
そうすると、報告理由の詳細を書く項目が出てくるので、無断転載をされていることを再度伝えよう。
そして「先程、お問い合わせでも書かせていただきましたが・・・」などの文章を添えておくと、事務所側からもわかりやすいので書いておくことをおすすめする。
事務所の対応後、商品が削除された
報告をしたあと出品されていた商品が削除されていたことを確認できた。
これは出品者が違反をしていたという証拠だ。
ちなみに事務所側からは「削除をしました。」などの連絡はいただけないので、自分で確認をする必要がある。
だから出品されている商品ページのURLを控えておいたほうが良いと言ったのはこういうことなのだ。
削除は事務所のタイミングによって変わってくるので、数時間後〜数日かかることもある可能性もある。
出品者にコメントでの催促は後でOK。こちらが不利になる場合がある
事務所に報告する前に出品されているページに、相手にコメントをして催促を促すのはおすすめしない。
自分の写真などが無断転載されていて腹が立つのはわかるが、いったん落ち着いて冷静になっておほしい。
こちらがコメントを書くことで削除される場合や、ブロックをされる可能性が非常に高い。
そうなってしまうと、報告や連絡ができなくなり何もできない状態になる。
ただ、相手の人が良い人なら対応はしてくれると思うが、無断転載をしている時点で信用はできないので相手への催促コメントは事務所の対応がない場合など、最終手段として覚えておくのがいい。
無断転載をされないように対策もしておく
無断転載をされてから僕も対策をしないといけないと思ったので、写真に文字を入れたり重ねたりをして改善をしておいた。
これで今後は無断転載された場合でも自分のものだと、もっとわかりやすくなるだろう。
また無断転載されそうな写真に関しては、自分のブログのURLを薄っすらと表記しておいた。
無断転載は損害賠償が可能
今回は無断転載されている商品が削除されたことと、出品者は僕の写真を使わないようになってくれたので丸く収まったが、中にはそう簡単にいかないときもある。
出品者が悪い人の場合で無断転載をしていた場合は、結論から言うと無断転載を行った人物に対しては原則として、損害賠償請求を行うことができる。
無断転載の写真は『著作物』(著作権法第2条第1項第1号)というものがあり、著作権者に無断での複製が禁止されていることに該当する。
無断転載をした商品が売れた場合は不当利益
他人の著作物を無断で使用して利益を得た場合は、その利益は本来著作者が得るべきなので返還を求めることができる。
簡単に言うと慰謝料を払ってもらえるということだ。
金額はケースによって違うが、無断転載した場合は数万〜数十万。営業上の損失が消失した場合は100万円を超える場合もある。
もし、自分の写真や画像が使われて商品が売れた場合は出品者は不当利益になり、こちらは慰謝料を請求できるので覚えておこう。
状況がひどければ弁護士に相談をする
自分たちではできることが限られるので、状況がひどい場合や悪化した場合は弁護士に依頼をするのがベスト。
法律のプロが自分の代わりに話し合い・提案・交渉などの最善の解決をしてくれるので、困ったときは相談をしよう。
初めから自分でやるよりも、早急に弁護士に頼んだほうが良いケースもあるので、臨機応変に対応をしよう。
【終わりに】
以上、メルカリで無断転載された時の体験談と対処方法でした。
無断転載は明らかに悪い行為なので、見過ごしていると良いように利用されるだけなので注意はしておこう。
そして他人の写真や画像を利用したい場合は許可が必要になるので、必ずその旨を伝えて相手に相談をしよう。
今回の記事が参考になれば幸いだ。
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