こんな疑問を解決します。
ブログを書いていると、他の人がtwitterでつぶやいているツイートを掲載して、記事の信憑性を高めたい時がありますよね。
そういうときに「ツイートを掲載していいかな?」「許可を取らなくてもいいかな?」と疑問に思いますよね。
記事の信頼性
- 筆者は知的財産管理技能士の国家資格を所有
- 著作権に関しての知識を持っています
僕は知的財産管理技能士という国家資格を持ってます。
著作権のことに関しては詳しいので信頼性はあると思います。
そこで本記事では以下の内容をお伝えします。
記事の内容
- ツイートを載せるのはOK?
- やってはいけない掲載方法
- ツイートを使われるのが嫌な人の対処方法
最低限おさえておくべきのポイントを簡単に書いていますので、参考にしてください。
では、本題に入りましょう。
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ツイートの掲載はOK?【結論、OKです】
ブログを運営していて、こんな経験はありませんか?
これは実際に僕が体験した出来事です。
上記のような連絡が来ても、まずは焦らないで下さい。
ここでのポイントは「無断掲載」と「使用料」ですよね。
結論を言ってしまうと、ブログ記事に他の人のツイートを載せる行為はOKです。
無断転載、著作者の侵害、規約違反には該当しません。
無断掲載(転載)ではなく、引用になる
無断転載になるのかと言いますと、なりません。
無断転載は、自分の著作物がそのまま他の場所で使われていることです。
ブログ記事にツイートを掲載する時は、ツイートのURLを貼り付けますよね。
↓こんなかんじで↓
カメラ買うか
iPhone買うか
悩む手軽に写真撮ったりしたいのだよ
— Hamui -ハムイ- (@861hamui) August 11, 2020
URLには著作権は無く、出所の表示になります。
掲載することは問題では無く、著作権を侵害することもありません。
従って、ツイートの掲載はURLを貼り付ける行為であり、無断転載ではなく引用に該当します。
なので、基本的には相手の許可無く引用することが可能です。
ただし、異例もあります。
写真に人が写り込んでいた場合、明確に人物を特定できてしまうときは相手に許可を得ないといけません。
ツイートの使用料を払えと言われた場合
「ツイートの掲載料を支払って」と言われた場合は、断りましょう。
法的な義務はありません。
そもそもtwitterの規約に、ツイートは全世界に共有されると書いてあります。
つまり、ツイートの掲載に関して金銭の請求は基本的にはできないし、請求した側にも別の問題が出てくる可能性があります。
やってはいけない掲載の方法
URLを貼ることは問題無い行為です。
どういった掲載方法が著作権の侵害になるのかをまとめました。
著作権にひっかかる掲載方法
- 文章をそっくりそのまま掲載する
- 画像や写真をダウンロード&スクリーンショットしたものを掲載
- twitterの機能を使わない掲載
順に解説します。
1:文章をそっくりそのまま掲載する
相手の文章をコピーしてペーストをする行為、全く同じ文章を掲載する行為は著作権の侵害に該当します。
相手の文章をどうしても使わないと行けない場合は以下の方法が必要です。
- 引用をする
- 引用したの作品や箇所を表記する
2:画像や写真をダウンロード&スクリーンショットしたものを掲載
twitterでは画像や写真付きのツイートがありますが、そのツイートを引用する分には問題はありません。(URLを貼る行為だからです。)
ツイートに添付されている画像や写真をダウンロードやスクリーンショットをして、他の場所で掲載する行為は著作権の侵害になります。
どうしても画像や写真を使いたい場合は、著作者に許可を得ないといけません。
3:twitterの機能を使っていない
twitterには「ツイートのリンクをコピー」という機能があります。
この機能を使うと、自分のツイート内やブログなどに埋め込みすることが可能で、共有できます。
twitterの機能を使わずに、ツイートを引用(スクショやコピペ)してしまうと問題になるので注意です。
これはtwitter独自の規約ですが、twitterを利用する際には守らないといけないルールですので、覚えておきましょう。
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無断転載と言う人はtwitterをしない方が良い
もしあなたが他のブログなどで、自分のツイートを発見して「無断で使われている!」と思った人なら、すぐにtwitterを辞めたほうが良いでしょう。
twitterを利用している時点で、自分のツイートは全世界に共有することを許諾していることになっています。
ちゃんとtwitterの利用規約にも記載されているので「無断転載だ!」とは言えないのです。
なので基本的には許可なしで引用できます。あくまでURLを使ったものに限りますがね。
自分のツイートを使われたくないときの対処
中にはこう思う人もいますよね。
具体的な解決策としては3つです。
1:ツイート非公開にする
まれに「無断でツイート掲載禁止!」と書かれている人もいますが、マナーの領域の問題であって法的な拘束力は一切ありません。
どうしても使われたくないときは、ツイートを見れないようにする方法があります。
【twitterの設定にて】
- 「設定とプライバシー」
- プライバシーとセキュリティー
- ツイートを非公開にするにチェックを入れる
これでフォロワーのみにしか表示されませんし、1人ずつフォロワーを許可しないといけないようになります。
2:相手に削除してもらうようにお願いする
自分のツイート掲載されているのが嫌だった場合は、相手に「削除をして下さい」と伝えましょう。
削除依頼を受けた側は、特別な理由がない場合は消さないといけません。
それでも消さない人がいる場合は、弁護士などに相談する必要がでてきます。(これは、よほどのケースですが。)
3:twitterを利用しない
1番手っ取り早いのがtwitterを利用しない、または辞めることです。
SNSを利用している時点で不特定多数に見られ、共有されることが前提です。
無許可で引用をできないサービスを探すのが良いでしょう。
あとがき
今回の記事の内容をまとめておきます。
まとめ
- ブログにツイートの掲載は無断転載ではなく、引用
- 引用は許可なく利用できる
- twitterの機能を使うこと
この3点のポイントをおさえておけば、今回は大丈夫です。
そして、引用されることは悪いことではありません。
ツイートが掲載されるということは、それだけ内容が良いという事です。
悪く考えないようにしましょう。
今回は以上です。