今や知らない人のほうが少ない有名小説、『成瀬は天下を取りにいく』のコミックがついに発売！
もともと原作小説は読んでいたので面白いことは知っていて、コミカライズされた時には「あ、マンガ出たんや。ほな買うわ。」ってことで即買い。
この記事では『成瀬は天下を取りにいく』のコミック版はどんな内容なのか、天才の成瀬あかりがどんな人物なのかを書いています。
ぜひ、記事を最後まで読んで購読する際の参考にしてくださいね。
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あらすじ：滋賀県から天下を目指す天才少女
「成瀬は天下を取りにいく」は、滋賀県を舞台に、天才的な頭脳を持つ高校生・成瀬あかりが「天下を取る」という壮大な目標に挑む青春ストーリーです。
主人公の成瀬は、日常に埋もれがちな地方の現状に疑問を抱き、「この場所からでも天下は狙える」という信念のもと行動を開始します。
友人やライバルたちとの出会い、挫折を通じて、目標に向かう姿がリアルかつドラマチックに描かれています。滋賀の自然や文化、地域性も物語に色濃く反映されており、地方発信の新しい青春像を提示しています。
コミック版はM-1出場まで
コミック版のストーリーは、成瀬がM-1グランプリの予選出場する手前までとなっています。
原作でいうところの『膳所から来ました』の序盤〜中盤にかけてなので、全体の3分1までコミックで楽しめますよ！
コミックは続きが気になって仕方がないです（笑）。
【見どころ】『成瀬は天下を取りに行く』のココが面白い！
早速、『成瀬は天下を取りに行く』の見どころを紹介します。
いっぱいあるので難しいですが、ギュッと詰め込みました！
成瀬あかり：カリスマ性あふれる滋賀の天才少女
成瀬あかりは、一見普通の女子高生に見えますが、鋭い洞察力と戦略的な思考を持つカリスマ的な人物です。
彼女は冷静でありながらも情熱を秘めており、そのギャップが魅力的です。
コミック版では彼女の表情や立ち振る舞いがビジュアルで強調され、リーダーとしての頼もしさだけでなく、人間味あふれる一面もより鮮明に感じられます。
滋賀県特有の自然や景観の中で繰り広げられる彼女の挑戦は、地元の人々にとっても親しみやすいものになっています。
天才と変人の紙一重な思考と行動力が良い
とにかく成瀬というキャラは「濃い」の一言。
思い立ったらすぐに行動をして、常に人生を後悔しないように心がけている。
そして理論派なので、どんなことに対しても綿密に計画をするのだが、発想がぶっ飛びすぎていて天才と変人の紙一重なところがすごい。
このキャラにハマると、いつの間にかあなたも成瀬が好きになっているだろう。
滋賀県が舞台：ローカルから天下を狙う物語のリアリティ
物語の舞台となる滋賀県は、美しい琵琶湖やのどかな風景が広がる地方都市です。
作中では、地方ならではの問題や特性を描きつつ、それを成瀬がどう乗り越えていくかが丁寧に描かれています。
「地方からでも世界を目指せる」というメッセージが、作品の核心にあります。
滋賀県出身の方には特に共感できる要素が多く、地元の誇りを感じられる作品と言えます。
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小説版とコミック版の違い
ストーリーの土台は同じですが、小説とコミック版では細かいところで違いがあります。
僕なりにそれらをまとめました。
滋賀の魅力が際立つビジュアル表現
原作の小説版では心理描写や物語の詳細な背景説明が魅力でしたが、コミック版ではそれらがビジュアル化され、滋賀県の風景や文化がより具体的に描かれています。
原作ではキャラの表情や動作がイメージしにくいけど、コミック版ではそれが明確にわかるので、読み手にも感情が伝わりやすいのがポイント。
テンポが良くサクッと読める
コミック版は原作と違い絵の情報量が多いので、話の内容がギュっと詰められています。
絵だと「あの時の感情はこんな風にだったのか！」と、キャラと読者との感情の共有ができちゃう！
ストーリー展開のテンポが良く、ビジュアライズ化されたことによって、エンターテインメント性がさらに高まっています。
イラストは原作の方が可愛い
決してコミック版のイラストを否定しているのではありません。コミック版も好き。
単純にイラストレーターのざしきわらしさんの描く方が好みなだけです。
特に島崎みゆきはコミック版よりも、原作イラストのほうが可愛い・・・と、思っていますｗ
コミック版だと巻数を待たないといけない
コミック番だと絵の情報量が多いので、どうしても原作小説のように縮小できません。
絵を描く手間や巻数が増えていくので、新しい成瀬を見たい人は楽しみだが、ストーリーの先が気になる人には待つのが苦しいかもしれないですね。
原作のレッツゴーミシガンでのシーンは今後、コミックでどう描かれるのかも気になります。
どんな人におすすめ？
コミック版『成瀬は天下を取りにいく』は以下の人におすすめです。
こんな人にピッタリ
- 滋賀県にゆかりのある人、地元愛を感じたい人
地元の景色や文化が物語の中で生き生きと描かれているため、滋賀県出身者や在住者には特におすすめです。 - 戦略性のあるストーリーが好きな人
主人公の緻密な計画や心理戦が楽しめる、頭を使う展開が魅力です。 - 地方発の物語に共感したい人
地方の若者が夢を追う姿をリアルに描いた物語に共鳴できる人にぴったりです。 - 青春×成長の物語を求めている人
友人たちと共に成長し、目標に向かって突き進む青春ストーリーを楽しみたい方におすすめです。
【おわりに】コミック版の次に原作を読むともっと面白い
以上が「成瀬は天下を取りにいく」コミック版の紹介でした！
滋賀県を舞台にした新感覚の青春戦略物語で、地方からでも世界に挑む力強いメッセージが込められています。
特に滋賀県出身の方には絶対に一度は読んで欲しい内容！
戦略的で感動的なストーリーを通じて、成瀬あかりと共に「天下を取る」感覚を味わってみてはいかがでしょうか？
↓コミック版↓
↓原作↓
