イヤホン選びって、意外と難しいですよね。
- 「長時間つけてると耳が痛い…」
- 「周りの音も聞きたいけど、音漏れは少なくしたい」
- 「コスパの良いイヤーカフ型イヤホンが欲しい」
そんな悩みに応えてくれるのが、TRUEFREEから登場したイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン「Clip C10」。
耳をふさがない設計で、まるで空気のような装着感を実現しながら、しっかりと音楽も楽しめる新感覚のアイテムです。
本記事では、TRUEFREE Clip C10の開封から使い心地、音質、そして専用アプリまで、実際に使ってみたリアルな感想をもとに徹底レビューしていきます。
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TRUEFREE Clip C10は、耳をふさがない“イヤーカフ型”のBluetoothイヤホンです。
従来のカナル型やインナーイヤー型とは違い、耳に引っかけるだけの軽快な装着スタイルが特徴で、耳への負担を最小限にしつつ、周囲の音も自然に聞き取れるというユニークな構造になっています。
以下のようなポイントが注目されています。
- 耳をふさがないオープンイヤー構造で“ながら聴き”に最適
- 形状記憶合金+シリコン素材で柔らかく、長時間でも快適な装着感
- 最新のBluetooth 5.4に対応し、接続も安定&低遅延
- 最大28時間のロングバッテリー(本体+ケース)で安心
- IPX5の防水性能でスポーツや雨の日でも使える
- 急速充電対応
- マルチポイント対応(2台)
- 専用アプリでEQ調整やファームウェア更新も可能
- 物理ボタン式の操作で、誤タッチの心配が少ない
このように、通勤通学はもちろん、家事をしながら音楽を聴いたり、運動中にポッドキャストを流したりと、生活の“BGM”として最適な使い方ができるイヤホンです。
開封&デザインチェック|パッケージ・装着感・質感は?
まずは、実際にTRUEFREE Clip C10を開封してみます。
パッケージ自体はシンプルでコンパクトですが、清潔感がありしっかりした印象です。
技適マークもあるので日本でも安心して使えますね。
パッケージ内容
箱を開けると中には以下のものが入っています。
- Clip C10 本体(左右)
- 充電ケース
- 充電ケーブル(USB-A → USB-C)
- 取扱説明書(日本語対応)
最近のガジェットらしく、必要最低限に抑えられていて好印象でした。
ゲース外観
正面にはTRUEFREEのロゴがあります。
ケースは少しチープ感はある感じですね。耐久性は少し気になるかも。
裏面は充電端子(USB-C)とペアリング/リセットボタンがあります。
厚みは約3.2㎝でした。
他社の物と比べると、少し厚みがある印象。
ケースの出し入れ
ケースからイヤホンを取り出すときは、ストレス無くできるので安心でした。
ただし、少し磁力が弱めなので、ケースを強く振ってしまうとイヤホンが落ちるので、そこは注意が必要かな。
イヤホン本体デザイン&質感
Clip C10はイヤーカフ型のイヤホンで、耳に「挟む」ように装着します。
形状記憶合金とシリコン素材が組み合わさっており、柔らかさとしなやかさのバランスが絶妙。
プラスチックのような硬さがなく、初めて手に取っても違和感なく扱えます。
カラーはマットなブラックで、見た目は落ち着いた印象。
光沢が少ないので指紋もつきにくく、男女問わず使いやすいデザインです。
重量
重さはイヤホン片方で5g、ケース込みで44gでした。
持ち運びには便利な軽さです!
装着感|“つけてる感”がほとんどない!
実際に装着してみると、まず感じるのはその圧倒的な軽さと耳の負担のなさを感じました。
通常のカナル型だと「耳の穴に入れている感」が強いですが、Clip C10は耳の外側に優しくフィットするため、つけているのを忘れるレベルです。
また、メガネやマスクとの併用も問題なし。
耳の上部を挟むだけなので、長時間装着しても「耳が痛くなる」ようなストレスは感じませんでした。
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スペック詳細まとめ
TRUEFREE Clip C10のスペックを一覧表にまとめると、以下のようになります。
項目 | 内容 |
---|---|
装着方式 | イヤーカフ型(耳をふさがないオープンイヤー) |
接続方式 | Bluetooth 5.4 |
通信距離 | 最大10m(障害物なしの場合) |
再生時間 | 最大28時間(本体7時間+ケース21時間) |
充電端子 | USB Type-C |
防水性能 | IPX5(汗や雨に強い) |
重量 | 約9g(片耳) |
マイク | 通話対応、ノイズキャンセル機能付き |
操作方法 | 物理ボタン |
対応アプリ | TRUEFREE App(EQ調整・ファーム更新) |
この価格帯でBluetooth 5.4やIPX5防水に対応している点は驚きで、通勤・通学やランニング、ジムなど、日常のさまざまなシーンで安心して使えるスペックとなっています。
また、再生時間も本体だけで約7時間、ケースを併用すれば最大28時間再生が可能。
1日中使っても充電切れの心配が少なく、モバイルバッテリー要らずなのも嬉しいポイントです。
実際に使ってみた感想|音質・操作性・バッテリー
TRUEFREE Clip C10を実際に使ってみた感想を、率直にまとめていきます。
ドライバーは12mmデュアルマグネットドライバー搭載しており、クリアな音質、程よい低音、ボーカルが聴きやすい特徴があります。
音質|オープンイヤーとは思えないクリアさと低音
まず驚いたのは、耳をふさがないのに意外としっかり聴こえるという点。
ボーカルの声はクリアで、音楽の細かいニュアンスもそこそこ表現されています。
低音はカナル型と比べると控えめですが、決して物足りないほどではありません。
自然な広がりのある音場で、長時間聴いていても疲れにくいのが印象的でした。
ただし、音漏れはゼロではないため、電車や図書館など静かな場所では音量をやや控えめにするのが安心です。
操作性|物理ボタンの安心感がいい
タッチ操作ではなく、物理ボタンで操作するタイプなので、誤操作が少ないのが嬉しいポイント。
- 再生/一時停止:ワンクリック
- 曲送り/戻し:ダブルクリックや長押し
- 音量調整も可能
押し心地もしっかりしていて、指先だけで操作しやすく、手袋をした状態でも反応してくれるのが便利です。
バッテリー|一日使っても余裕のスタミナ
公称値では本体だけで約7時間連続再生、充電ケースを併用すれば最大28時間まで使用可能。
実際に通勤・作業時間含めて約3〜4時間/日ペースで使っても、週に1〜2回の充電でOKでした。
バッテリー切れの心配が少ないのは安心感があります。
専用アプリ「TRUEFREE App」でできること|使い勝手をさらに高める!
TRUEFREE Clip C10は、専用アプリ「TRUEFREE App」に対応しています。
このアプリを通じて、以下の機能が利用可能です。
- イコライザー(EQ)調整:音質を自分好みにカスタマイズできます。
- ムービーモード:
- ファームウェアのアップデート:最新の機能や改善を適用できます。
- バッテリー残量の確認:イヤホンのバッテリー状態をリアルタイムで把握できます。
- ホワイトノイズの再生:リラックスや集中したいときに役立ちます。
アプリを使うことでより細かなカスタマイズや利便性の向上が図れます。
アプリはiOSおよびAndroidの両方に対応しており、以下のリンクからダウンロード可能です。
イコライザーで音質を自分好みにカスタマイズ
TRUEFREE Appでは、複数のプリセットEQ(イコライザー)が用意されており、「ポップ」「ロック」「ジャズ」などからワンタップで音質の切り替えが可能です。
さらに、自分で周波数帯を細かく調整できるカスタムEQ機能も搭載されており、低音を強めたい、ボーカルを前に出したいなど、個人の好みに合わせた音作りができます。
ゲームモード、ムービーモード(低遅延モード)の切り替え
TRUEFREE App上から「ゲームモード」や「ムービーモード(Movie Mode)」のオン/オフ切り替えが可能です。
このモードを有効にすると、Bluetoothの音声伝送の遅延が大幅に軽減され、以下のようなシーンで活躍します。
- 空間オーディオをオンにするとリアルな3Dサウンドを実現
- YouTubeやNetflixなどの動画視聴時に映像と音のズレが少ない
- スマホゲームの音ズレが気になる場合にも
- 音ゲーやアクション系ゲームとの相性も良好
ただし、ムービーモードをオンにするとわずかにバッテリー消費が増える場合もあるので、必要に応じて使い分けるのがおすすめです。
ファームウェアアップデートに対応
TRUEFREE Appを通じて、Clip C10のファームウェアを最新の状態にアップデートすることも可能です。
もし今後、新しい機能や不具合の修正があれば、アプリ経由でスムーズに反映できるのは安心材料のひとつです。
ホワイトノイズなどの便利機能も搭載
アプリ内には、リラックスや集中に使えるホワイトノイズの再生機能もあります。
「カフェの環境音」や「風の音」など、作業中のBGM代わりにもなるため、意外と重宝します。
💡 アプリ利用時の注意点
アプリの利用にはBluetooth接続が必要です。
最初にアカウント登録(メールアドレス認証)が必要で、認証メールの受信に少し時間がかかる場合もあります。
TRUEFREE Clip C10が表示されない場合は、アプリやイヤホンのファームウェアを最新版にアップデートしてみてください。
TRUEFREE Clip C10のメリット・デメリット
TRUEFREE Clip C10を実際に使用してみて感じた、良かった点・気になった点を率直にまとめます。
メリット
メリット
▶耳が圧倒的に楽!
耳をふさがない構造のため、長時間装着してもまったく痛くなりません。イヤホン疲れしがちな方にとっては革命的な快適さです。
▶“ながら聴き”に最適なオープンイヤー型
周囲の音を遮らないので、外を歩くときや家事をしながらの利用でも安心感があります。会話や交通音を自然に拾えるのは、カナル型にはない強みです。
▶物理ボタンで誤操作なし
タッチ操作ではなく押し込む物理ボタンなので、誤動作がほとんどありません。確実に意図した操作ができる安心感があります。
▶価格以上の音質と機能
約4,000円台の価格帯で考えると、少し良い音質と性能。
Bluetooth 5.4、IPX5防水、EQ調整、ゲームモード、アプリ対応など、必要な機能はしっかり揃っています。
▶軽くて目立たないデザイン
耳にスッと収まるフォルムで、マスクやメガネと干渉しづらく、普段使いに違和感がありません。
デメリット
デメリット
▶音漏れは多少ある
オープンイヤー構造なので、音量が大きいと音漏れします。静かな公共の場ではやや注意が必要です。
▶ケースの作りがややチープ
本体は軽くてスタイリッシュですが、ケースは若干プラスチック感が強め。気になる方もいるかもしれません。
▶低音の迫力は控えめ
重低音を求める方には物足りない可能性あり。あくまで“自然な音の広がり”を楽しむ方向けです。
▶アプリ登録に少し手間がかかる
TRUEFREE Appは便利ですが、初回登録にメール認証が必要で、若干時間がかかります(数分程度)。
こんな人におすすめ!
TRUEFREE Clip C10は、ただ“安いイヤホン”ではありません。
「耳へのやさしさ」「開放感」「カスタマイズ性」を求めるユーザーにとって、非常に魅力的な一台です。
以下のような方に、特におすすめできます。
カナル型イヤホンが苦手な人
耳の奥に押し込むタイプのイヤホンが「痛い」「疲れる」「違和感がある」と感じる方には、Clip C10のイヤーカフ型デザインが最適です。
耳をふさがないので、長時間でも圧迫感ゼロ!
外の音を聞きながら使いたい人
通勤・通学やジョギング中など、安全のために周囲の音も聞きたいシーンにピッタリ。
開放型でありながら、しっかり音楽も楽しめます。
テレワークや作業用BGMに
イヤホンをつけっぱなしで作業する人には、疲れにくくて集中を妨げないこの軽さがうれしいポイント。
ホワイトノイズを流して集中力UPにも活用できます。
メガネやマスクと干渉しないイヤホンが欲しい人
耳の奥ではなく、外側を軽く挟むだけの構造なので、マスクやメガネと同時使用しても快適です。
長時間のリモート会議や移動中にもストレスなく使えます。
コスパ重視で失敗したくない人
この価格帯でアプリ連携、EQ調整、28時間再生、防水対応という充実の機能は驚異的。
初めてのオープンイヤー型イヤホンとしても安心しておすすめできます。
購入先情報と価格
TRUEFREE Clip C10は、Amazonなどの大手オンラインストアを中心に販売されています。価格はタイミングによって若干変動しますが、おおよそ4,000円台で購入可能です。
2025年6月時点でのAmazonでの販売価格は ¥4,680(税込)でした。(※価格は変動する可能性があります。)
✅ 安心して購入できる販売元を選ぼう
TRUEFREE製品は正規代理店以外からも出品されていることがあるため、購入時は以下の点をチェックしましょう。
- 出品者が「TRUEFREE公式」や「Amazon.co.jp」であるかを確認
- 保証や返品対応が記載されているか
- レビュー評価が極端に低くないか
まとめ|TRUEFREE Clip C10は買いか?
TRUEFREE Clip C10は、耳をふさがない快適な装着感と、しっかり楽しめる音質を両立した新感覚イヤホンです。
特に印象的だったのは
- 「耳が本当に楽」で長時間でもストレスゼロ
- 音漏れを抑えつつ、ナチュラルな音の広がりを楽しめる
- アプリ対応で自分好みに音質調整ができる自由度の高さ
そして何より、これらの機能が4,000円台という価格に収まっている点に驚きました。
もちろん、オープンイヤー構造ゆえの音漏れや低音の弱さなど、注意点もありますが、それを補って余りある魅力があります。
結論をいうと、耳への優しさ×実用性を両立した「ながら聴き」に適したイヤホンです。
「テレワークのお供に」「通勤・通学のBGMに」「カナル型が苦手な人に」
TRUEFREE Clip C10は、日常に音楽を取り入れたいすべての人に寄り添う一台です。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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