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白鵬退職と相撲界の崩壊危機!?|文化を守るべきか?利権化の陰を読む
2025年6月9日、元横綱・白鵬(宮城野親方)が日本相撲協会を正式に退職した。
会見では「相撲を世界に広めたい」という理想を語っていたけれど、僕にはどうしても"きれいごと"にしか聞こえなかった(あくまで個人的に)。
この退職劇の裏には、相撲文化そのものが壊されようとしている流れがあるんじゃないか?
そう感じてしまった。
この記事では、白鵬の退職理由、会見の言葉、そしてその背後にある“構造”を一つずつ見ていきたい。
※本記事は、報道情報をもとに筆者の視点と仮説を交えて構成した内容です。
明確な証拠が示されていない部分については、あくまで個人の考察としてご理解ください。

表向きの退職理由と会見の内容
白鵬は、弟子の暴行問題によって宮城野部屋を閉鎖し、その後は伊勢ヶ濱部屋に「預かり」として身を寄せていた。
そして1年が経っても部屋再興の目処は立たず、再建の時期すら示されないまま。
会見では「協会の中ではなく外から相撲を発展させたい」「白鵬杯をベースにして相撲の魅力を世界に伝えていきたい」と語った。
さらにトヨタの豊田章男会長の支援も得て、新たな会社設立を明言した。
一見すると前向きな夢だ。
でもその言葉の裏には、“なぜここまで追い込まれたのか”という現実が横たわっている。
協会からの異常な処分はなぜ?
弟子の問題に対する処分として、白鵬は2階級降格、減俸、そして部屋の閉鎖という重すぎる判断を受けた。
他の親方たちにも過去に問題はあったはずなのに、ここまで徹底的に処分された例はほとんどない。
現役時代の“品格”問題や協会への反抗的な言動が、根強い反感を買っていたことは否定できないだろう。
「そもそも親方にしたくなかった。」
そんな声が協会内部でささやかれていたという報道もあった。
つまり、白鵬はずっと“排除対象”として見られていた可能性が高い。
国際化と利権構造の匂い
白鵬は会見で「相撲は神事でもあり、精神や肉体を鍛えることで差別や争いも解決できる」と語った。
確かにその理念自体は美しい。
でも、ここで僕が気になったのは“新会社設立”と“世界プロジェクト”という言葉。
これって、裏を返せば「新しい利権構造を作る」ということじゃないのか?
しかも豊田会長や企業の後ろ盾がある。
これは単なる理想家の夢物語じゃなく、“戦略的なビジネス”としての相撲再編に見える。
「国際化=正義」という幻想に隠れて、本来の文化や精神が切り捨てられていく流れ。
すでに柔道、空手、それだけじゃなく和食など、他の日本文化が海外で“変質”してきた事例がある。
相撲は日本の精神文化
僕は、相撲はスポーツじゃなくて神事だと思っている。
というか、歴史的にそう。
土俵入り、所作、塩をまく動作、そのすべてに意味があり、神様とのつながりがある。
相撲が「礼に始まり礼に終わる」というのは単なる形式じゃない。
そこにあるのは日本の精神性、つまり“敬意”や“謙虚さ”だ。
国際大会にするにはルール変更、演出、ジェンダー配慮などが求められる。
そこに合わせれば合わせるほど、日本固有の文化が壊れていく。
それって本当に“発展”なのか?
僕が考える「乗っ取り」の仮説
ここからは僕の完全な仮説だけど、白鵬は協会内で問題を起こし、自らの立場を徐々に悪化させ、「旧体制=悪」という空気を作ったうえで、自分の手で新しい“外の相撲界”を作ろうとしているのかもしれない。
つまり、内部崩壊→退場→独立という流れは、ただの偶然ではなく“演出”されたものなのでは?
これは陰謀論ではなく、歴史上よく使われてきた手法だ。
相手を悪に見せ、自分が改革者として立ち上がる。
それによって、利権も影響力もすべて奪える。
もしこれが事実なら、これは「文化を守る」どころか「文化を自分のものにする」計画になる。
まとめ:日本の文化を守るために
白鵬の会見はきれいだった。
夢もあった。
でも、その裏で進んでいる“相撲の民営化”や“国際利権化”の動きは、静かに伝統を壊していく可能性がある。
相撲は日本人の魂だ。
それをただの競技にしてはいけない。
僕たち自身が「何を守るべきか」に気づき、声をあげる時が来ている。
個人的に「相撲の国際化」には、僕は反対の立場だ。
もちろん世界の人たちに相撲を知ってほしいという気持ちはあるけれど、それは「本来の姿」で伝わってこそ意味があると思う。
ルールを変えたり、精神性を薄めてまで海外に合わせるのなら、それはもう“日本の相撲”じゃない。
それだけは、絶対に守らなきゃいけないと僕は思っている。
白鵬=悪ではない。
でも、だからこそ見抜かなければならない。
日本の文化は、日本人の手で守るべきだと、僕は思う。
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