
こんな疑問を解説します。

筆者はこんな人
- 元ホテルマンで接客のプロ
- 10年以上、対人関係の心理を学び駆使する
- 現在は前職で培った知識をブログで発信中
こんな感じで、相手の心理を読み解くことが得意です。
さて、話を戻しましょう。
普段の生活の中で、きっとあなたはこう思ったことがありますよね。

もちろん、僕もこう思ったことはあります。
もしかしたら思われていることもあるかもしれません。
記事の内容
- 嘘の種類
- 嘘の具体例
- 対処方法
今回はこういった内容をお話させていただきます、
目次(Table of contents)
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嘘の種類は全部で4種類に分けることができる

実は細かく分けると、嘘は4種類になります。
嘘の種類
- 調和の嘘
- 防衛の嘘
- 着飾る嘘
- 騙す嘘
言葉だけ見ていると難しいですよね。
それぞれ、ひとつずつ解説をします。
①:調和の嘘
調和の嘘というのは、相手から言われたことに対して本心ではないことを言う嘘です。
本音と建前と言ったほうがわかりやすいと思います。

どう?おいしい??
う・・・うん!おいしいよ!
(本心は、おいしいとは思っていない。)

これが調和の嘘です。
調和の嘘は良い嘘なのか!?
「嘘=悪」と思う人もいます。
しかし調和の嘘は、嘘の中でも良い使い方の嘘です。
その理由は「相手傷つけたくない」という思いやりが込められた行為だからです。
日本独特の文化というのも理由のひとつですが、日本人は本心を相手に伝えることは苦手ですよね。
特に好みではないことであれば尚さらです。
相手のことを配慮して気分を害さない言い方をすれば、両者とも傷つくことはありません。
調和の嘘は人間関係を構築させる為にも必要です。
欧米だと「何で本当の事を言わないんだ!」と言われることがあるので、注意しましょう(笑)
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②:防衛のウソ
防衛の嘘とは自分自身を守るためについてしまう嘘のことです。
日常や仕事でも比較的に多い嘘です。
例えばこんな感じです。

なんで同じものを2個も買ったんだよ!
ちゃんと確認したのか?!
ちゃんと確認したんだけどなぁ
(本当は確認していない。)

本心は頭の中で自分に誤りがあることに気がついています。
しかし、自分が失敗したことで怒られるかもしれないという恐怖心から嘘をついてしまいます。
嘘を付いてしまったときの対処方法
「嘘はいつかバレる。」という言葉がありますが、まさに言葉通りです。
こればかりは、一刻も早く真実を伝えるべきです。
嘘をついてしまった瞬間から最悪の場合、取り返しのつかない出来事へと進んでいきます。
対処できた事ができなくなり、嘘をついたことで倍以上の悪い事が自分自身に返ってきます。
自分を成長させたい場合は失敗するのが近道です。
嘘をつかずに、すぐ行動しましょう。
③:着飾る嘘

着飾る嘘というのは自分自身を棚に上げてよ良く見せたり、大きく見せたりする嘘です。
例えばこのように嘘をつく人です。

- こんなもの俺ひとりで十分
(本当は余裕が無い)
- 俺は何でもできるんだぜ
(本当はそんなにできない)
言われたほうは、日常であれば軽く受け流しておく程度で済みます。
着飾る嘘で厄介なのは就職やバイトでの採用面接の時です。
面接では良く見せようとする面接者が多いのは事実です。
面接者は自分の回答に罪悪感が無いので、採用者は嘘を見極めにくい環境にあります。
では、具体例を書かせていただきます。


はい!大丈夫です!全国どこでも行けます!
(そうでも言わないと採用してくれないだろう)
これが着飾る嘘です。
企業やバイト先の面接時の対策
嘘の種類の中で、見極めることが1番難しいのが着飾る嘘です。
これを見破る対策は、相手に未来の出来事を想像させないことです。
どういうことかと言いますと、面接者にやりたい事を聞いてしまうと都合よく美化することが可能です。
つまり、いくらでもきれい事が言えてしまう状況を作ってしまうのです。
面接で大切なことは、面接者の今までの過去を知ることです。

- 「どんなことを学んできたのか」
- 「どういう状況で頑張ったのか」
- 「その時の心境はどうだったのか」
こういった質問をすれば相手の個性を引き出すことができ、企業にとって必要な人間なのかを判断することができます。
もし人事担当の方がいらっしゃったら参考にしてみてください。
騙す嘘
これは言うまでもありません。
悪意で相手を騙すことです。
詐欺、犯罪に使うのが騙す嘘です。
嘘の中でも1番危険なものになります。
読者の皆さんは決して騙しの嘘を利用したり、騙されないようにすることが大切です。
騙す嘘の対処
自分は騙されたりしないと思っていますよね。
実はそういう人ほど狙われます。
詐欺師たちは、相手に共感する能力が非常に高いのです。
こちらが警戒をしている時は手を出して来ない代わりに、詐欺師は相手の弱みを見つけます。
そして弱みに対して相手の悩みを聞いて、共感します。
するとこちらは「この人はわかってくれる」と思い込み、自分の情報をどんどん伝えてしまうのです。
それを防ぐためには以下のことが有効です。
- めちゃくちゃ優しくしてくれる人には注意する
- 自分の意志をはっきりさせる
- 自分の直感を信じる
気の弱い人、優柔不断な人、おだてに弱い人などは狙われやすいので注意です。
嘘を見抜く3つのポイント
今度は自分が相手に対して嘘ついているのかを見極める方法はいくつか存在します。
今回は比較的、簡単なものを3つご紹介します。
- まばたきの回数が変わった
- 声の変化
- しぐさに注目する
それぞれ解説させていただきます。
まばたきの回数が変わった
相手のまばたきに注目してみましょう。
人間は1分間にまばたきを20回前後すると言われています。
嘘をつくと、まばたきのペースが早くなって回数も多くなります。
これは相手が緊張している証拠ですので観察してみましょう。
声の変化
相手が嘘をついている場合は、声のトーンが変化します。
嘘をついてからの第一声は通常よりも低くなっています。
または、スムーズに言葉を発することが難しい状態にもなっています。
日頃、相手が話す声のトーンを覚えておくと「あ、怪しいな」と気が付きやすくなります。
しぐさに注目する
嘘を付くと自分をなだめようとして目をこすったり、頬に手を当てたりします。
ストレスを感じている証拠です。
落ち着こうとさせているので、セルフボディタッチが多くなると嘘をついている可能性が高いです。
あとがき
今回のまとめを書いておきます。
まとめ
- 嘘は4種類ある
- 調和の嘘 → 人付き合いで大切な嘘
- 防衛の嘘 → 自分を守るための嘘
- 着飾る嘘 → 自分を大きく見せる、美化する嘘
- 騙しの嘘 → 詐欺、犯罪
嘘を見抜くには、「まばたき」「声」「しぐさ」に注目する。
嘘は誰もがついています。
ときには良いことにも、悪いことにも作用してしまうので使うときには注意です。
今回は以上です。