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フリマでiPhoneを買うのって、実際どうなの?
近年では物価高、円安などの影響もあり、iPhoneの高騰化が止まりません。
なので、メルカリやラクマなどのフリマアプリで、中古iPhoneを安く手に入れようと考えている人は年々増えています。
確かに価格は魅力的ですよね。
でも一方で、こんな不安や疑問を感じていませんか?
本当にちゃんと使えるの?
赤ロムってなに?ロックされたらどうしよう…
修理歴があるとダメなの?
出品者に何を聞けばいいの?
中古ショップとは違い、個人間取引だからこそのリスクや見落としやすいポイントがたくさんあるのがフリマアプリの特徴です。
この記事では、そんな不安を解消するために、フリマでiPhoneを買う前に必ず確認すべきチェックポイントを徹底解説します。
これを読むだけで、「このiPhone、買っても大丈夫?」と迷うことはなくなるはずです。

なぜフリマアプリでiPhoneを買う人がいるのか
メルカリやラクマ、PayPayフリマなどのフリマアプリでは、中古ショップより安くiPhoneを買えることがあり、特に学生やサブ端末を探している人に人気です。
フリマアプリで買うメリットは次の通り。
値段が安く、掘り出し物が見つかることもある
出品者に直接質問できる
写真付きで状態を確認できる
ただし、トラブルに巻き込まれるリスクもあるため、慎重にチェックする必要があります。
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フリマで起こりがちなトラブルとは?
フリマでのiPhone購入には以下のような落とし穴があります。
● 非正規修理品だった
画面やバッテリーが非正規パーツに交換されていると、Appleの正規修理やサポートを受けられません。
● アクティベーションロックが解除されていない
いわゆる「iPhoneを探す」がオンになっている状態で届くと、初期化後に使えなくなります(=文鎮化)。
● 赤ロムだった
キャリアの分割支払い中の端末で、後日支払いが滞ると通信が止まり使えなくなる。
● 状態が違う/不具合がある
出品説明にない傷や不具合があっても、ノークレーム・ノーリターンだと泣き寝入りの可能性も。
iPhone購入前に確認すべき共通チェックポイント
ショップ購入と同様、以下は最低限チェックすべき項目です。
項目 | チェックポイント |
モデル・容量 | 希望に合っているか |
バッテリー最大容量 | 80%以上が目安(設定画面のスクショを依頼) |
True Tone / Face ID | 動作の可否を確認。非正規パーツだと機能が失われることも |
アクティベーションロック | 「iPhoneを探す」がオフかどうかを確認 |
ネットワーク利用制限 | IMEIをもらって「〇(まる)」かどうか判定サイトで確認する(△は危険) |
修理履歴の有無 | 正規店修理は安心、非正規店修理は注意 |
修理履歴の有無は必ず確認しよう
特に大切なのが修理履歴です。
iPhoneをフリマアプリで購入する際、「修理歴がありますか?」と出品者に確認することは必須。
一見きれいな端末でも、修理歴があると今後のサポートや性能に大きく影響する可能性があるからです。
◆ 修理歴なし → 基本的には安心
修理歴が一切ない場合は、Appleのサポートを引き続き受けられる可能性が高く、リスクは比較的少ないです。
ただし、念のため「部品とサービス履歴」でチェックすることをおすすめします(方法は後述)。
◆ 修理歴ありの場合 → 出品者に追加で聞くべきこと
もし「修理歴あり」と答えられた場合は、以下の点を必ず確認しましょう。
質問内容 | 理由 |
どこで修理を受けましたか?(Apple正規 or 非正規) | 修理元によって端末の今後の扱いが大きく異なるため |
修理内容と修理箇所は? | 修理箇所によっては今後故障しやすくなる可能性も |
修理時の写真・レシートはありますか? | 信頼性の確認に役立つ |
◆ 正規修理と非正規修理の違い
項目 | 正規修理 | 非正規修理 |
パーツ | 純正部品 | 非純正の安価な部品が多い |
Appleのサポート | 継続して受けられる | ほぼ確実に受けられなくなる |
信頼性 | 高い | パーツの品質・安全性にバラつきあり |
将来的な下取り | 問題なし | 減額または対象外になることも |
非正規修理された端末は、Apple正規店での修理やサポートが一切受けられない可能性が非常に高くなります。
たとえばスピーカーだけを交換しただけでも、他の修理や本体交換すら断られるケースがあります。
修理履歴とパーツの純正・非純正はiPhone本体から確認できる
2021年以降に発売されたiPhone(iPhone XR以降)では、設定アプリから「修理履歴」や「使用パーツの正規・非正規」が確認できるようになっています。
◆ 確認方法(iOS 15.2以降)
「設定」アプリを開く
「一般」→「情報」をタップ
画面下部に「部品とサービス履歴」が表示されます
◆ 表示の見方
実は正規修理、非正規修理だと、iPhoneの修理履歴で表示が異なります。
表示内容 | 意味 |
「Apple純正部品」 | 正規店での修理で、純正パーツが使用されている |
「不明な部品」や「非純正パーツ」 | 非正規店で交換された部品の可能性大 |
表示なし | 修理履歴がない、または古いモデルで非対応 |
この機能はフリマで出品されているiPhoneの状態を知る上で非常に重要です。
出品者に「部品とサービス履歴」のスクリーンショットをお願いすると、正規修理かどうか・パーツの信頼性を確認する材料になります。
フリマアプリで必ず聞くべき質問と確認方法【個人間取引編】
以下のような質問を丁寧に出品者に聞くことで、トラブルを未然に防げます。
◆ 質問例
バッテリー最大容量はいくつですか?
True ToneやFace IDは使えますか?
「iPhoneを探す」はオフになっていますか?
IMEI番号を教えていただけますか?(赤ロム判定のため)
修理歴はありますか?(非正規も含めて)
→「設定 → 一般 → 情報 → 部品とサービス履歴」のスクリーンショットを見せてください」
トラブルを回避するためのコツ
評価が少ない/低評価の出品者は避ける
「ノークレーム・ノーリターン」「ジャンク扱い」という記載があれば要警戒
不安な点が1つでもある場合は購入を控える
取引メッセージは削除せず、証拠として残す
まとめ|フリマでも安心してiPhoneを買うには
フリマアプリでiPhoneを買うのは、リスクを伴う分、価格的な魅力も大きい選択肢です。
だからこそ、確認すべきポイントと質問の仕方を知っているかどうかがすべて。
購入前にこの記事のチェックリストを活用し、信頼できる出品者から納得のいくiPhoneを手に入れてください!