

対人関係でこういう場面になったことはありませんか?
こんな悩みを解決します!
相手の言った事や言われたことに対して、動けない場面が誰しもあると思います。
動かない人物に対して、イライラしてしまったり呆れてしまうこともありますよね。
しかし、こういった事はすぐに改善できます。
実はあることを伝えるだけで現状を改善できます。
そこで今回はこちらの順番で説明していきます。
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では、さっそく本題に入りましょう。
目次(Table of contents)
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改善する方法
人を動かすことで大切な事を根本的に忘れていることにお気づきですか?
どうすれば人が動いくれるようになるのかと言いますと・・・
結論、相手に目的や目標を伝えることです。

具体的に見ていきましょう。
ビジネスでの例
例えばこんな場面があったとしましょう。



上司はわかっているつもりで話をしていますが、部下はどうして注文を減らさないといけないのかがわかりませんよね。
すると、こういったことが起こります。
上司 → 動いてくれない → 言う事を聞かないと捉える 部下 → 目的が分からない → なぜ言う事を聞かないといけないのだろう |
上司は注文を減らす目的を部下に言っていなかったことで、部下は混乱し動けなくなりました。
それを見た上司は「(何でわからないんだ)」と思い、怒ってしまいます。
本当に怒る必要があったのでしょうか?
改善点
先程の例で説明すると、注文を減らす目的を伝えれば部下は嫌な思いをせずにいられましたし、上司は怒らずに済みました。

黄色のマークの部分が注文を減らす目的になります。
これを聞いた部下は目的がわかったので、すぐに行動することができますよね。
日常での場合


もうお気づきですよね?
こちらの会話では最初に目的(目標)を伝えて言いますよね。
「結婚式の幹事をするから、サポートをして欲しい」という部分です。
この部分が無くて「サポートをして欲しい」と言われると最初から動けないですよね。
簡単に言うと、この流れを覚えておけば大丈夫です。
目的(目標)を伝える → 相手が納得する → 行動に移す |
この流れは心理学でDTAG法と呼ばれています。
科学的根拠:DTAG法
DTAG法とは、アメリカにあるユタ大学のヤコブ・ジェンセンという人が名付けたものです。
- D → Driving
- T → Toward
- A → A
- G → Goal
それぞれの頭文字をとってDTAG法となっています。直訳すると「目標への意欲の方法」です。
ヤコブはこんな実験を行っています。
実験内容
募金活動をする際に、普通に募金活動をするパターンと目標金額を伝えて募金活動をするパターンで実験をします。
すると、目標金額を伝えた方が集まり方もよくなったという結果がわかりました。
つまり、相手に何かをお願いする時には、なぜそれを求めているのかという目的(目標)を伝えると相手は応じやすくなるということですね。
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改善しないとどうなる?
もし、相手に目的(目標)を相手に伝えないままの話し方を続けていればどうなるでしょうか?
結論、周りの人は自分から離れて行きます。
その理由は付き合いにくいと感じさせてしまうからです。
例えば親しい友人がいたとしましょう。
友人から「お金を貸してくれ」とだけ言われたらどうでしょうか?
目的を言われないままでは、こちらも友人に対して応じることができませんよね。
それが繰り返されると「友人と一緒にると理由なく要求してくるから、付き合いにくい」と感じるようになり、離れていきます。
今からでも改善しよう
ここで思い出して欲しいのが、昔は仲が良かったけど気が付けば最近見なくなったなという人はいませんか?
もしかすると、相手に目的(目標)が相手に伝えていなかったばかりに離れてしまったかもしれないので、今後も注意が必要です。
しかし、改善する事は可能です。
今度は相手に丁寧、十分な説明を伝えることを心掛けましょう。
それをすることによって

こういった感じで相手に目的(目標)を伝えると人に好いてもらえるので、この記事を読んだ後に自分の会話に注意して相手と接するようにしましょう。
また、一言で相手を動かす方法としてラベリング効果もあります。
こちらの記事で解説をしていますので是非ご覧ください。
今回は以上です。
相手に動いてもらう場合は是非、目的(目標)を伝えるように心がけましょう。