「スマホって結局どれを選べばいいの?」
高性能モデルは魅力的だけど、価格がネックですよね…。
そんなあなたにこそ注目してほしいのが、Blackview Wave 8です。
なんとこのスマホ、Android 14搭載・大容量バッテリー・最大2TBの拡張ストレージと、まさかの充実スペック。
しかも1万円台から手に入るという驚異のコストパフォーマンスを誇ります。
この記事では、そんなBlackview Wave 8の実力を実機レビューします。
同梱物からスペック、カメラ性能、ゲーム適性まで徹底的にチェックしていきます。
続きを読めば、あなたのスマホ選びが変わるかもしれません。
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どんなスマホなのか
Blackview Wave 8は、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルのスマートフォンです。
最新のAndroid 14をベースとした独自UI「DokeOS 4.0」を搭載し、日常的な使用に適した機能を備えています。
大容量バッテリーや拡張可能なメモリなど、ユーザーのニーズに応える設計が特徴です。
今回はレビュー用にメーカーから送っていただいたので、徹底的にレビューをします。
WAVE 8のスペック
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android 14(独自UI:DokeOS 4.0) |
SoC(CPU) | Unisoc T606(2x Cortex-A75 + 6x Cortex-A55、最大1.6GHz) |
RAM | 12GB(4GBメモリ+ 8GB仮想メモリ) |
ストレージ | 128GB / 256GB(microSDで最大2TB拡張可能) |
ディスプレイ | 6.56インチ IPS LCD(HD+:720×1612)/リフレッシュレート:90Hz |
アウトカメラ | 13MP(Samsung ISOCELL 4H7)/ƒ/2.0/1080p@30fps対応 |
インカメラ | 8MP/ƒ/2.2/1080p@30fps対応 |
バッテリー | 5000mAh/10W充電対応 |
SIMスロット | デュアルNano SIM(microSDと排他) |
対応周波数 | 2G Band:850/900/1800/1900(B2/B3/B5/B8) 3G Band: B1/B8 4G Bands: FDD:B1/B3/B7/B8/B20/B19 TDD:B40/B41/38 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS/A-GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou |
ポート類 | USB Type-C/3.5mmイヤホンジャック |
生体認証 | 指紋認証センサー、顔認証 |
サイズ | 163.2 × 75.2 × 8.75mm |
重量 | 192g |
カラー | サンセットパープル/ドーンブルー/ダスクブラック |
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同梱物
同梱物は以下の通りです。
同梱物
Blackview Wave 8本体
USB Type-Cケーブル
10W充電アダプター
SIMピン
TPUケース
スクリーンプロテクター(貼付済み)
ユーザーマニュアル(日本語対応)
写真に写っている充電器は、直接メーカーから送ってもらったやつなので、海外製の充電器です。
Amazonや楽天で購入される場合は、日本のコンセントに対応している充電器が付属していますので、安心してください。
ケース、フィルム付属
シリコンケースとガラスフィルムが付属しているのは、ポイントが高いです。
これで初期費用は結構浮かせられますね。
マニュアルは日本語対応
マニュアルは日本語対応しているので、設定する際にも大丈夫です。
外観
Blackview Wave 8は、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
背面はマット仕上げで、指紋が目立ちにくい加工が施されています。
カラーは3色展開で、個性的な色合いが魅力です。今紹介しているのはブラックです。
前面は水滴型ノッチを採用し、画面占有率を高めています。
右側は上が音量ボタンで下が電源ボタン。電源ボタンは指紋認証も対応しています。
左側にはSIMカードスロットがある。
カードスロットは『nanoCIM+nanoCIM』もしくは『nanoCIM、microSDカード』となっています。
下側にはスピーカー(モノラル)、USB-Cの端子、3.5mmイヤホンジャックがあります。
ディスプレイ
6.56インチのIPS LCDディスプレイは、解像度720×1612のHD+となっています。
HD+なのでフルHDではないけど、パッと見では粗さはわからないし、日常使用には十分です。
リフレッシュレート90Hzにより、スクロールやアニメーションが滑らかに表示されますし、ヌルヌルと滑らかに画面が動きます。
最大輝度は450ニットで、屋外での視認性も確保されています。
片手操作は少し厳しい
6.56インチの画面が大きいので、片手だと端まで指が届きにくいので厳しい。
本体が軽いのが救いですが、アプリを使う時、文字を打つときは利き手の方に合わせるのが良いかも。
ベンチマークスコア&ゲーム性能
次はGeekbench 6でスコアを計測しました。
シングルコアが385、マルチコア:1358でした。
まぁ、エントリーモデルの性能って感じで、可もなく不可も無くって印象です。
ただ、これらのスコアは、日常的な使用(ウェブブラウジング、SNS、動画視聴など)には十分な性能を示しています。
ゲーム性能についてはWILD LIFEで検証。
正直言うとゲームには向いていない端末です。
めっちゃカクつくので、高負荷のゲーム性能は無理でしたね・・・。
ただ、パズルゲームやコールオブデューティなどは、普通にプレイすることができました。
カメラスペック(性能)
次はカメラ性能です。
レンズが3つあるので、3種類の性能があると思われがちですが、実際は『メインカメラ』『深度カメラ』『フラッシュライト』となっています。
アウトカメラ:13MP(Samsung ISOCELL 4H7センサー)、ƒ/2.0、LEDフラッシュ、1080p@30fps動画撮影対応。
インカメラ:8MP、ƒ/2.2、1080p@30fps動画撮影対応。
いくつか作例を撮影したきたので、参考にしてください。
作例
日中の撮影では、自然な色合いと十分なディテールを捉えることができます。
光があるところでは、まぁまぁキレイに映るけど、肉眼で見たときよりも少し暗めに写ります。
ズーム無しでの倍率はこんな感じ。室内だと余計に暗い印象ですね。
2倍ズームでこんな感じ。少し画像の荒さが目立ってきますね。
4倍までズームできるけど、画質はあまり良くないですね。
インカメラの画質は結構キレイです。
少し画角は狭いですが、日常の記録程度なら使えるかなって感じ。
暗所撮影はかなり弱いですね。
多少の明かりがあっても、結構ノイズがひどいです。
インカメラで暗所撮影をしてみると、明かりがないところ(右側)は、ほとんど写らない。
アウトカメラで夜の撮影をしました。
白飛びもノイズもあって、これは使い物にならないですね・・・。
インカメラも・・・まぁ同じく厳しい・・・(笑)。
ポートレートで撮影してみたけど、ホンマにボケてんのか?ってくらいです。
まぁ、価格帯を考慮すれば、WAVE8のカメラ性能は「こんなもの」なのかもしれません。
動画撮影は厳しい
動画撮影についてはフルHDの30fpsまでで撮影できます。
静止画と同様で少し暗い印象です。
手ぶれ補正もないので、撮影をするときに画面がかなり揺れるので、期待しなほうが良いです。
スピーカー性能
Blackview Wave 8のスピーカーはシングル仕様で、音質は可もなく不可もなくといった印象です。
音量は十分にあり、動画視聴やSNSでの音声再生には問題ありません。
ただし、音の厚みや低音の再現力は期待できないため、音楽鑑賞やゲームの臨場感を求める場合はイヤホンや外部スピーカーの使用をおすすめします。
どんな人におすすめ?
一通りレビューをしてきましたが、WAVE8はこんな人におすすめです。
こんな人におすすめ
スマホ初心者や高齢者:シンプルで使いやすく、UIもわかりやすい設計。
サブ機を探している人:仕事用・外出用・検証用の2台持ちにもピッタリ。
価格重視のユーザー:1万円台という価格でありながら最新OS搭載。
軽いゲームやSNS、YouTubeが中心の人:基本的な操作はストレスなくこなせる。
オススメじゃない人
オススメじゃない人
重いゲームや動画編集をしたい人:高負荷処理には向いていない。
カメラ性能を重視する人:ナイトモードや超広角、望遠などは非搭載。
防水・防塵・おサイフケータイが必要な人:これらの機能は非対応。
高解像度ディスプレイにこだわる人:HD+以上の解像度を求める人。
まとめ
Blackview Wave 8は、1万円台とは思えないほどバランスの取れたエントリースマートフォンです。
決して高性能のスマホではありませんが、Android 14搭載、大容量バッテリー、最大2TBまでのストレージ拡張など、日常使いに十分な性能を備えています。
ゲームやカメラ性能に多くを求めなければ、「スマホにコストをかけたくないけど、安心して使える機種がほしい」そんな人にとって非常に魅力的な一台といえるでしょう。
今回の記事が参考になれば幸いです。