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スプラッシュマウンテンのテーマが変更に!TDLはどうなる?【自分は反対】

米ディスニーランドのスプラッシュ・マウンテンの内容が変わるって本当?日本のディズニーランドはどうなるんだろう?

 

このニュースを聞いて驚いた人は多いと思う。

2020年の6月下旬にアメリカのウォルト・ディズニーはフロリダ州にあるディズニーランドのアトラション、スプラッシュ・マウンテンの題材を変更することがわかったのです。

 

変更理由は題材になっている作品が時代に合わないことだという。

 

日本にもスプラッシュマウンテンがありますが、題材となっている『南部の唄』という作品については全く知らない人が多い。

だからアトラクションの内容が変わっても「へー!変わるんだ!」ぐらいに感じるかもしれない。

 

ハムイ
ちょっとまって!なんで変更するんだ!今後、日本のスプラッシュ・マウンテンまで変更しないでくれよ?

こう思っています。

 

記事内容

  • スプラッシュマウンテンの変更はなぜ?
  • 個人的に変更には反対
  • 日本のディズニーランドも時間の問題

 

こんな内容をお話させていただきます。

 

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スプラッシュマウンテンの題材『南部の唄』

スプラッシュ・マウンテンの題材は『南部の唄(Song of the South)』という映画です。

 

まずは南部の唄のストーリーを簡単にご紹介。

白人の少年のジョニーとその家族は、アトランタから南部の農場へ移住することになりました。

父親のジョンは仕事でアトランタへ戻ってしまい、子どもたちは寂しい思をして過ごします。

そんなジョニーを元気づけてくれたのが、農場の下働きの黒人、リーマスおじさんでした。

リーマスおじさんはおとぎ話をジョニーに話、次第に夢中になっていきます。

その後、黒人の少年トビーと近所に住んでいたジニーという少女と出会い、リーマスおじさんのお話に夢中になります。

そのことを知ったトビーの母親はサリーは、リーマスおじさんと会うことをよく思っていませんでした。

後にリーマスおじさんは農場を解雇されます。

それを知ったジョニーは去っていくリーマスおじさんを追いかけますが、事件が起こります。

ジョニーは牛に蹴り飛ばされて重症になって横たわります。

そして意識はほとんど無く「リーマスおじさん返ってきて」と繰り返すばかりの状態です。

そのことを知ったリーマスおじさんはジョニーのもとに行き、おとぎ話を聞かせます。

その声に導かれジョニーは意識を取り戻し、母親は理解してリーマスおじさんの解雇を撤去。

そしてアトラクションでも馴染みのある唄、「ジッパ・ディー・ドゥ・ダー」が流れます。

 

かなり省略した部分はありますが、大まかに言うとこのような内容です。

 

そして、この作品の中にでてくるおとぎ話がアトラクションでもおなじみのキャラクター、うさぎどん達が出てきます。

 

題材変更はなぜなのか??

これがなぜ、変更になるのかと言うと映画が公開されたのは1946年で、アメリカ南部の農場が舞台となっています。

 

このときのアメリカは南北戦争時代です。

当時は黒人の奴隷制度が存在し、その描写が問題となって長年議論されてきました。

 

当時は白人と黒人が仲良くしているのはありえないというイメージが付いてしまったのです。

 

これ以降、この作品が公開されることはありませんでした。

お蔵入りというやつです。

 

日本ではVHS(ビデオ)、LD(レーザーディスク)で販売されていましたが、現在では入手困難となっており、幻の作品です。

(どうしても見たいのであれば中古で見つけるしか無い。)

もちろんDVDや動画配信もありません。

 

夢の国でありながら現実を通すのか?

題材の変更が決定的になったのは、2020年6月にアメリカで起こった黒人男性暴行死事件。

この出来事で題材の発表を早めたと米ウォルト・ディズニー・カンパニーは言っています。

 

そもそも、理由が無理矢理な感じがあるし、アトラクションは変える必要はないと思ったのが正直な感想。

 

ディズニー作品は夢を与えるものであり、ディズニーランドは夢の世界へ行ける場所。

 

ということは、黒人と白人が仲良くするというのは当時のアメリカ人が描いていた夢だろう。

同じ人間同士が仲良くするのが本来あるべき姿だが、現実はそうもいかないからこそ描いた作品だった。

 

素晴らしい作品だし、なぜ受け入れられないのかが不思議。

日本人の私にとってアメリカの事情は理解し難いかもしれないが、さすがにやりすぎではないだろうか。

 

それなら、どうして今までスプラッシュ・マウンテンを運営してきたのかと疑問ばかりが残り続ける。

 

映画公開当時にふさわしくない描写であっても現代でも全く同じかと言うと、違うだろう。

もし現実的に見るのであれば、歴史の過ちを繰り返さないように、現在のアトラクションを残しておくべきだろう。

 

時代にそぐわないのは一体どちらの考えだろうか。

 

スプラッシュマウンテンは「プリンセスと魔法のキス」に変更

元の題材であった『南部の唄(Song of the South)』に変わって、新しくなるのは2008年に公開された『プリンセスと魔法のキス』という長編アニメーション作品です。

https://twitter.com/misamisamii360/status/1277665661309775873?s=20

アトラクションは、作中人物のディアナとナヴィーン王子とのその後を描いた物語になる予定です。

 

スプラッシュマウンテンは水辺がモチーフになっているので、カエルが出てくるのかは未定ですが・・・確率は高そうですね。

これを現在のコースで、どのように変化するのかは想像もつきません。

 

 

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日本のスプラッシュマウンテンは変更になるのか

現在、日本のディズニーランドでもアトラクションの題材変更については検討中との声があがっています。

 

東京ディズニーランドの会社はオリエンタルランドで、ウォルト・ディズニー・カンパニーからライセンスをもらって運営していますよね。

最終的な決定権は米国のほうにあるのかなと思います。

 

これについては、題材変更は反対。

オリエンタルランドにも反対を押し切って、日本は現在のスプラッシュ・マウンテンを継続してほしいですね。

 

日本ではアトラクションの原作を批評する部分が全く見つからない。

そもそもスプラッシュ・マウンテンには黒人も白人も出てこないし、おとぎ話の世界なのだ。

 

題材変更は時間の問題

もし、東京ディズニーランドでも題材が変更されるのであれば、うさぎどん達には会えなくなる。

それだけじゃない、もうひとつ悲しい事がある。

 

アトラクションで聴ける歌も一生聴けなくなってしまう。

  • Zip-A-Dee-Doo-Dah
  • Everybody has a Laughin' Place
  • How  do you do

大好きな曲が無くなってしまうのが心底悲しい。

 

1992年から登場し、現在まで人気のスプラッシュ・マウンテンにどれだけの思い出を作ったゲストがいるだろうか。

 

今のアトラクションを楽しんでおくべき

今後どうなるかはわかりません。

近い将来、現在のスプラッシュ・マウンテンが無くなってしまう可能性は大いにある。

 

だが、自分たちの正義でアトラクションを変更することだけはやめてほしい。

アメリカは決まってしまったので仕方がない。

日本はオリジナルのまま貫いてほしい。

 

余談だけどカリブの海賊も花嫁オーディションがご時世に合ってないから削除されたのも有名な話。

 

パーク内は夢の国、つまり非現実の世界なのでありのままの姿でいてほしい。

 

 

今はコロナで大変な時期だが、ワクチンができたら今のうちに思いっきり乗っておきたいね。

今回は以上です。

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